シャープのCV-UH160(HYBRID365)は、コンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせた「オールシーズン・ハイブリッド方式」を採用する衣類乾燥除湿機です。
梅雨から冬まで一年を通して衣類を乾かしやすく、速乾運転に加えて、夜間を意識した「夜干し」など静音性にも配慮されています。
- HYBRID365はどんな仕組み?
- 衣類はどのくらいの時間で乾く?
- 運転音や電気代、サイズはどのくらい?
- 排水やお手入れなど、購入前に確認したい点は?
- どのような条件を重視する人に向いている?
この記事では、年中速乾と低騒音を軸に、衣類乾燥・除湿性能、使いやすさ、主な仕様、購入前の確認点までを順に解説していきます。
CV-UH160(HYBRID365)は年中速乾と低騒音が特徴の衣類乾燥除湿機
CV-UH160は、コンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせた「オールシーズン・ハイブリッド方式」を採用する衣類乾燥除湿機です。
気温が高い梅雨や夏だけでなく、気温が下がる秋・冬まで衣類乾燥に使える「年中速乾」と、夜間にも使いやすい低騒音を大きな特徴としています。
シャープの衣類乾燥除湿機には、除湿方式や能力が異なる複数のモデルがあります。その中でCV-UH160は、除湿能力の大きさだけを追うのではなく、一年を通した衣類乾燥と、速さ・静かさの使い分けを重視した構成です。
現行ラインアップでは「CV-UH160」だけがオールシーズン・ハイブリッド方式を採用
シャープの現行ラインアップでは、CV-UH160が「オールシーズン・ハイブリッド方式」、CV-U190・CV-U71がコンプレッサー方式、CV-U60がデシカント方式を採用しています。
この中で、コンプレッサー方式とデシカント方式の両方を組み合わせているのはCV-UH160です。
2つの方式を組み合わせることで、梅雨や夏だけでなく、気温が低くなる秋・冬まで衣類乾燥に対応。季節をまたいで衣類を乾かせることが、「HYBRID365」として展開されているCV-UH160の大きな特徴です。
最大除湿能力だけでなく衣類乾燥と静音性を組み合わせた構成
CV-UH160は、シャープの衣類乾燥除湿機の中ですべての能力値が最も大きいモデルではありません。
たとえば60Hz時の除湿「強」における定格除湿能力は、CV-U190が18.5L/日、CV-UH160が15L/日で、除湿能力そのものはCV-U190のほうが大きくなっています。
ここでいうL/日は、所定の条件で1日にどれだけ空気中の水分を取り除けるかを表す数値です。一方、約54分・約70分といった衣類乾燥時間は、洗濯物を乾かすまでの時間を所定の条件で測定したもので、除湿能力とは別の指標です。
CV-UH160は、約2kgの衣類を梅雨時約54分、冬季約70分で乾燥する年中速乾に加え、速乾43dB、夜干し38dBという低騒音性も備えています。
そのため、除湿能力のL/日だけで比べるのではなく、季節をまたいで衣類を乾かせることと、時間帯に合わせて運転音を抑えられることを組み合わせたモデルとして見ると、CV-UH160の特徴が分かりやすくなります。
HYBRID365のオールシーズン・ハイブリッド方式とは?
HYBRID365の中心となるのが、コンプレッサー方式とデシカント方式を一台に組み込んだ「オールシーズン・ハイブリッド方式」です。
2つの方式は得意とする温度帯が異なります。CV-UH160では、それぞれの特性を組み合わせることで、気温が変化する季節をまたいで衣類乾燥に使えるようになっています。
コンプレッサー方式とデシカント方式を室温などに応じて制御
コンプレッサー方式は、空気中の水分を冷却器で結露させて取り除く仕組みで、気温が高い梅雨や夏に力を発揮します。
一方のデシカント方式は、乾燥剤に吸着させた水分をヒーターの熱で気化させる仕組みで、気温が低い秋・冬でも除湿能力を保ちやすい方式です。
CV-UH160は、この2つの方式を組み合わせ、室温や運転状態に応じてヒーターのON・OFFを制御します。
暑い時期と寒い時期で得意な方式が異なるため、それぞれの特性を活かして運転することで、梅雨・夏から秋・冬まで衣類乾燥に対応できるのがオールシーズン・ハイブリッド方式の特徴です。
約2kgの衣類を梅雨時約54分・冬季約70分で乾燥
衣類乾燥「速乾」運転では、約2kgの衣類を梅雨時約54分、冬季約70分で乾燥できます。梅雨や夏だけでなく、気温が下がる冬にもスピーディーな衣類乾燥ができるため、季節を問わず部屋干しに使いやすいのがCV-UH160のメリットです。
この数値は、6畳相当・湿度70%・60Hz・約2kgの洗濯物を使用し、梅雨時は室温20℃、冬季は10℃として測定したメーカーの試験値です。実際の乾燥時間は、室温や湿度、洗濯物の量・種類、干し方などによって変わります。
速乾・夜干し・音控えめで乾燥時間と運転音を使い分けられる
CV-UH160の衣類乾燥では、「速乾」「夜干し」「音控えめ」「エコ自動」を選べます。
短時間で乾かしたいときは速乾、夜間など運転音を抑えたいときは夜干しや音控えめというように、そのとき優先したい条件に合わせて運転モードを使い分けられます。
速乾43dB・夜干し38dB・音控えめ35dB
衣類乾燥時の運転音は、モードによって次のように異なります。
| 衣類乾燥モード | 運転音 |
|---|---|
| 速乾 | 43dB |
| 夜干し | 38dB |
| 音控えめ | 35dB |
シャープが掲載している騒音レベルの目安では、「図書館の中」が約40dBとされています。夜干しの38dBと音控えめの35dBは、この目安を下回る数値です。
あくまで騒音レベルをイメージするための目安ですが、速乾性を優先する43dBの速乾に対し、夜干しや音控えめでは運転音をさらに抑えられることが分かります。
夜干しは所定条件で約87分|静かさを優先すると乾燥時間は変わる
静音性を重視する「夜干し」は、速乾とは乾燥時間も異なります。
同じ所定条件で比較すると、速乾は約54分、夜干しは約87分です。夜干しでは運転音を38dBまで抑えられる一方、乾燥には速乾より時間がかかります。
そのため、短時間で乾かしたいときは速乾、夜間など運転音を抑えたいときは夜干しというように、乾燥時間と静音性のどちらを優先するかに合わせて選べるのが特徴です。
夜干しは衣類の乾燥状況に応じて自動停止します。衣類の量や風の当たり方によって乾きが不十分な場合は、速乾運転を使う方法が案内されています。
ホルン機構・ロングノズル・防音パネルで低騒音化
低騒音を支えているのが、「ホルン機構」「ロングノズル」「防音パネル」です。
吹出口へ向かって風路を広げるホルン機構と、送風ファンから吹出口までの距離を確保するロングノズルによって、必要な風量を保ちながらファンの回転数を抑えています。
さらに、防音パネルによって本体内部の部品から発生する音や振動を抑える構造です。
単に風量を弱めて静かにするのではなく、衣類乾燥に必要な風量を確保しながら運転音を抑えるための構造が取り入れられています。
衣類乾燥のエコ自動は乾き具合を予測して自動停止
衣類乾燥の「エコ自動」は、室内の湿度変化から衣類の乾き具合を予測し、乾いたと判断すると自動で運転を停止するモードです。
衣類の乾き具合に合わせて自動停止するため、運転終了のタイミングを機器側で判断してくれます。
ただし、衣類の量や風の当たり方によっては完全に乾く前に停止する場合があります。乾きが足りないときは速乾運転を使うなど、仕上がりに合わせてモードを使い分けられます。
衣類の量や干し方に合わせた乾燥と衣類ケアにも対応
CV-UH160は、一年を通した速乾性能に加えて、まとまった量の洗濯物を乾かしたり、干し方に合わせて風を届けたりできる機能も備えています。
乾燥容量の目安は約4.5人分。トリプルルーバーで広い範囲へ送風できるほか、プラズマクラスター25000を使った生乾き臭対策や衣類ケアにも対応しています。
乾燥容量の目安は約4.5人分
CV-UH160の衣類乾燥容量の目安は約4.5人分です。シャープでは、1人1日分の洗濯物を約1.5kgとして算出しています。
そのため、少量の衣類を乾かすだけでなく、複数人分の洗濯物をまとめて部屋干ししたいときにも使いやすい容量が確保されています。
一年を通して衣類乾燥を使いたい場合に、まとまった量の洗濯物まで対応できることもCV-UH160の特徴です。
トリプルルーバーで幅約185cmに送風
CV-UH160は、3枚の上下ルーバーと左右ルーバーを組み合わせた「トリプルルーバー」を搭載しています。
衣類乾燥「速乾」運転時には、本体前方約50cmの位置で幅約185cmの範囲へ送風できます。洗濯物を横に広く並べた場合でも、広い範囲へ風を届けやすい構成です。
風の当て方は、幅広く干した衣類へ送風する「ワイド真上干し」、上下2段に干した衣類へ風を届ける「ワイド2段干し」、一部の衣類へ集中的に風を送るスポット送風などに対応しています。
そのため、洗濯物の量や干す位置に合わせて風の届け方を変えられます。横に広く干すとき、2段に分けて干すとき、特定の衣類へ風を当てたいときなど、干し方に合わせて使い分けられるのが魅力です。
プラズマクラスター25000で生乾き臭対策や衣類ケア
CV-UH160はプラズマクラスター25000を搭載しており、部屋干し衣類の生乾き臭対策にも使えます。
さらに、衣類を乾かすときだけでなく、すぐには洗いにくい衣類のケアにも対応しています。シャープの公式製品ページ「消臭&除菌」では、「衣類ケア」運転でプラズマクラスターの風をジャケットや制服などに当て、付着したニオイを消臭する使い方が案内されています。
そのため、部屋干しした洗濯物のニオイ対策と、洗濯する機会が限られる衣類のケアを1台で使い分けられるのが特徴です。
「プラズマクラスター25000」の数字は、所定条件で空気1cm³あたり約25,000個のイオンが測定できる濃度を表しています。CV-UH160の適用床面積の目安は約12畳です。
なお、「衣類ケア」運転では除湿を行いません。また、消臭効果はニオイの種類や強さ、衣類の素材、使用環境などによって異なります。
衣類乾燥だけでなく部屋の除湿にも対応
CV-UH160は、洗濯物を乾かすだけでなく、部屋の湿気を取り除く除湿機としても使えます。
除湿能力や対応する部屋の広さが示されているほか、温度・湿度に合わせて運転を切り替える「エコ自動」も備えているため、衣類乾燥をしないときにも室内の湿度対策に活用できます。
定格除湿能力は12.5/15L/日・最大除湿能力は14/16L/日
部屋の除湿に使う「強」運転では、定格除湿能力が50Hzで12.5L/日、60Hzで15L/日です。
さらに、衣類を短時間で乾かす「速乾」運転では、最大除湿能力が50Hzで14L/日、60Hzで16L/日となります。
| 能力 | 50Hz | 60Hz | 運転モード |
|---|---|---|---|
| 定格除湿能力 | 12.5L/日 | 15L/日 | 除湿「強」 |
| 最大除湿能力 | 14L/日 | 16L/日 | 衣類乾燥「速乾」 |
「L/日」は、所定の温度・湿度条件で1日あたりに取り除ける水分量を表す数値です。
CV-UH160は、部屋の湿気を取り除く除湿運転と、より大きな除湿能力を使って衣類を乾かす速乾運転を備えており、用途に合わせて使い分けられます。
除湿可能面積は50Hzで16~32畳・60Hzで19~38畳
除湿可能面積の目安は、50Hzで16~32畳(26~52㎡)、60Hzで19~38畳(31~63㎡)です。
部屋の広さに合わせて使える範囲を確認できるため、衣類乾燥だけでなく、室内全体の湿気対策にも使いたい場合の目安になります。
数値に幅があるのは住宅の構造によって除湿可能面積が異なるためで、木造住宅からコンクリート住宅までの目安として示されています。
なお、除湿機はエアコンのように部屋を冷やす機器ではありません。運転時には本体から熱が発生するため、使用状況によって室温が上がります。
除湿のエコ自動は温度・湿度に応じて除湿と送風を切り替える
除湿の「エコ自動」では、室内の温度・湿度に応じて除湿運転と送風運転を自動で切り替えます。
常に除湿運転を続けるのではなく、室内の状態に合わせて運転内容を切り替えるため、細かく操作しなくても湿度対策を任せやすいのがメリットです。通常は運転開始から約12時間で自動停止します。
衣類乾燥にも「エコ自動」がありますが、働き方は異なります。衣類乾燥では湿度変化から衣類の乾き具合を予測して自動停止し、部屋の除湿では温度・湿度に応じて除湿と送風を切り替えます。
排水・移動・湿度設定など日常の使いやすさも備える
CV-UH160は、衣類乾燥や除湿を繰り返し使うときの扱いやすさにも配慮されています。
約4.0Lの排水タンクと連続排水、360度方向へ動かせるキャスター、湿度設定や切タイマーなどを備えているため、排水・移動・運転設定を使い方に合わせて選べます。
約4.0Lの感動タンクと連続排水に対応
排水タンクの容量は約4.0Lで、「感動タンク®」と呼ばれる構造を採用しています。
上部のハンドルを持ってタンクを取り出し、排水するときはタンクを傾けると水圧によってふたが開く仕組みです。水がたまるたびに行う、タンクの取り出しから排水までの動作をしやすくする構造になっています。
また、市販の内径15mmホースを取り付ければ連続排水もできます。タンクに水をためて定期的に捨てる方法と、ホースで排水しながら運転する方法を使い分けられるため、長時間除湿したいときには水捨ての回数を減らせます。
連続排水を利用する場合は、ホースを先下がりに設置する、折り曲げない、定期的に点検するなど、取扱説明書に記載された条件に沿って設置します。
4輪自在キャスターで360度方向へ移動できる
本体には4輪自在キャスターがあり、前後だけでなく360度方向へ動かせます。
本体の質量は約16.2kgですが、床の上ではキャスターを使って向きを変えながら移動できるため、洗濯物を干している場所や除湿したい部屋に合わせて本体の位置を変えやすくなっています。
前後方向だけに動かすキャスターとは異なり、横方向を含めて向きを変えられるため、置き場所を少し調整したいときにも動かしやすいのが特徴です。
電源コードをまとめられるコードフックも備えています。
40~70%の湿度設定・切タイマー・内部乾燥などを搭載
除湿運転では、目標湿度を40~70%の範囲で5%刻みに設定できます。
ただ除湿を続けるだけでなく、部屋の状態や好みに合わせて目標とする湿度を選べるため、必要な湿度に合わせて運転を調整できます。
切タイマーは1~9時間で設定可能です。就寝時など、あらかじめ運転を終えたい時間が決まっているときにも使えます。
そのほか、現在湿度の目安を確認できるデジタル表示、タンクが満水になったことを知らせる満水サイン、チャイルドロックも搭載しています。
さらに「内部乾燥」を使うと、本体内部に残った水分を乾燥できます。運転後の本体内部まで手入れできるため、衣類乾燥や除湿を繰り返し使うときのメンテナンスにも活用できます。
CV-UH160の主な仕様|サイズ・重量・タンク容量・消費電力
CV-UH160の本体サイズは幅365×奥行245×高さ660mm、質量は約16.2kgです。排水タンクは約4.0Lで、衣類乾燥時の消費電力は50Hzで680W、60Hzで705Wとなっています。
主な仕様をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 除湿方式 | オールシーズン・ハイブリッド方式 |
| 外形寸法 | 幅365×奥行245×高さ660mm |
| 質量 | 約16.2kg |
| 排水タンク容量 | 約4.0L |
| 衣類乾燥時の消費電力 | 680/705W(50/60Hz) |
| 除湿時の消費電力 | 275/295W(50/60Hz) |
| 衣類ケア時の消費電力 | 31/31W(50/60Hz) |
| 電源コード長 | 約1.8m |
| カラー | ホワイト系/グレー系 |
除湿時の消費電力は275/295Wが基本の仕様値ですが、室内の温度・湿度によってヒーターを使用する場合があり、その際は消費電力が約410W高くなることがあります。実際の消費電力は、運転時の条件によって変わる点も確認しておきたいところです。
約16.2kgの本体には4輪自在キャスターが付いているため、床の上では向きを変えながら移動できます。一方、購入時には本体寸法だけでなく、周囲に必要な設置スペースまで含めて置けるか確認しておくことが大切です。
CV-UH160を購入前に確認したいポイント
CV-UH160は、年中速乾や低騒音、衣類ケア、連続排水など幅広い機能を備えています。
購入前には、こうした特徴だけでなく、実際に置くためのスペース、衣類乾燥にかかる電気代、お手入れする箇所、保証期間まで確認しておくと、使い始めてからのイメージをつかみやすくなります。
本体の前後左右20cm以上・上方50cm以上の設置スペースが必要
CV-UH160の本体サイズは幅365×奥行245×高さ660mmですが、実際に設置するときは本体と同じ大きさのスペースだけでは足りません。
取扱説明書では、安定した平らな場所に置き、本体の前後左右を20cm以上、上方を50cm以上離して設置するよう案内されています。
そのため、購入前には幅365mm・奥行245mmという本体寸法だけでなく、周囲の空間まで含めて設置場所を確保できるか確認しておくことがポイントです。
本体の質量は約16.2kgですが、床の上では4輪自在キャスターを使って360度方向へ動かせます。設置場所を決めるときは、置いたまま使えるスペースに加えて、必要に応じて本体を動かせるかも合わせて確認しておくと使い方をイメージしやすくなります。
衣類乾燥の電気代目安は1時間約21/22円・1回約20~25円
衣類乾燥時の1時間あたりの電気代目安は、50Hzで約21円、60Hzで約22円です。
さらに、約2kgの衣類を1回乾かした場合の目安も示されており、60Hzの所定条件では梅雨時約20円、冬季約25円となっています。
「1時間あたり」と「1回あたり」では表している内容が異なります。1回あたりの金額は、実際の乾燥時間まで含めた総消費電力量をもとにした目安なので、衣類乾燥を1回使ったときにどの程度の電気代がかかるのかをイメージする際に参考になります。
これらは電力料金目安単価31円/kWh(税込)を使ったメーカー公表の目安です。実際の電気代は、契約している電力会社や料金プランなどによって変わります。
排水タンクやプラズマクラスターイオン発生ユニットなどは定期的な手入れが必要
日常的に使ううえでは、排水タンクやプラズマクラスターイオン発生ユニットなどのお手入れも確認しておきたいポイントです。
排水タンクは水道水ですすいで手入れでき、汚れが気になる場合は1カ月に1回程度を目安にタンクとタンクふたの内側を洗います。
プラズマクラスターイオン発生ユニットの電極部は、6カ月に1回のお手入れが案内されており、付属のユニット清掃ブラシを使用します。
また、本体内部に残った水分を乾燥させる「内部乾燥」も利用できます。購入前にどこをどの程度の頻度で手入れするのかを把握しておけば、衣類乾燥や除湿を継続して使う際のメンテナンスもイメージしやすくなります。
本体保証は1年間|一部部品は2年・3年保証
シャープの取扱説明書(保証書付)では、CV-UH160の保証期間は購入日から1年間です。
ただし、すべての部品が同じ期間ではなく、プラズマクラスターイオン発生ユニットは2年間、放熱器(凝縮器)・圧縮機・毛細管・冷却器・配管は3年間の保証となっています。
これとは別に、シャープでは除湿機の補修用性能部品を製造打切後8年間保有すると案内しています。この8年間は保証期間ではなく、修理に必要な部品を保有する期間です。
保証期間が終了したあとも、修理して使用できる場合は希望により有料修理に対応するとされています。長く使うことを考える場合は、無料保証の期間と、その後の修理対応を分けて確認すると分かりやすくなります。
保証の適用条件は保証書の規定によるため、購入後の修理まで含めて確認しておきたい場合は、取扱説明書(保証書付)の内容もあわせて確認しておくとよいでしょう。
CV-UH160はどのような条件を重視する人に向いている?
CV-UH160は、単に除湿能力の大きさだけを重視するのではなく、一年を通した衣類乾燥、速乾と静音の使い分け、衣類ケア、排水や移動のしやすさまでまとめて重視したい場合に特徴を活かしやすい衣類乾燥除湿機です。
ここでは、これまで確認した機能と使い方から、どのような条件を重視するとCV-UH160と合いやすいのかを整理します。
梅雨から冬まで一年を通して衣類乾燥を使いたい人
季節を問わず部屋干しに衣類乾燥除湿機を使いたい場合は、CV-UH160のオールシーズン・ハイブリッド方式が大きな特徴になります。
コンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせることで、気温が高い梅雨・夏だけでなく、低温になる秋・冬まで衣類乾燥に対応。メーカーの試験では、約2kgの衣類を梅雨時約54分、冬季約70分で乾燥するとされています。
そのため、衣類乾燥除湿機を特定の季節だけで使うのではなく、梅雨から冬まで一年を通して部屋干しに活用したい場合に検討しやすい特徴を備えています。
速乾だけでなく夜間などの静音性も重視したい人
洗濯物を早く乾かすことに加えて、時間帯によって運転音も抑えたい場合にもCV-UH160の特徴を活かせます。
衣類乾燥では、乾燥時間を重視する「速乾」に加えて、「夜干し」「音控えめ」を選択可能です。運転音は速乾43dB、夜干し38dB、音控えめ35dBとなっています。
短時間で乾かしたいときは速乾、夜間など運転音を抑えたいときは夜干しというように、そのとき重視する条件に合わせて使い分けられるのがメリットです。
静かさを優先すると乾燥時間も変わりますが、速さと静かさを使う時間帯に合わせて選べることが、CV-UH160の使いやすさにつながっています。
衣類ケアや排水・移動の使いやすさも重視したい人
衣類を乾かすことに加えて、衣類ケアや日常的な扱いやすさまで重視する場合にも、CV-UH160には複数の機能があります。
プラズマクラスター25000による部屋干し衣類の生乾き臭対策や「衣類ケア」運転に対応しており、すぐには洗いにくいジャケットや制服などのニオイ対策にも使えます。
排水では約4.0Lの「感動タンク®」と連続排水を選べるため、タンクへためて捨てる方法と、ホースを使って排水しながら運転する方法を使い分けられます。
さらに、本体には4輪自在キャスターがあり、床の上では360度方向へ移動可能です。
衣類乾燥の性能だけでなく、衣類のニオイケア、排水方法の選択肢、部屋の中での移動といった日常の使いやすさまでまとめて重視したい場合は、こうした機能も検討材料になります。
まとめ|CV-UH160は年中速乾と低騒音を軸に使いやすさも備えたHYBRID365
CV-UH160は、コンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせた「オールシーズン・ハイブリッド方式」により、梅雨や夏だけでなく冬まで衣類乾燥に使える「HYBRID365」です。
約2kgの衣類を梅雨時約54分・冬季約70分で乾燥する年中速乾に加えて、速乾43dB・夜干し38dBなど、乾燥時間と運転音を使い分けられることが大きな特徴です。
さらに、約4.5人分の乾燥容量、トリプルルーバー、プラズマクラスター25000、約4.0Lの感動タンク、連続排水、4輪自在キャスターなど、衣類乾燥から衣類ケア、日常の排水・移動まで幅広く使える機能を備えています。
購入前には、本体寸法だけでなく周囲に必要な設置スペース、衣類乾燥時の電気代、お手入れする箇所、保証期間まで確認しておくことが大切です。
一年を通した衣類乾燥を中心に、速乾と静音を使い分けたいか、衣類ケアや排水・移動の使いやすさまで重視したいかを確認し、自分が求める条件と合うかを見ながら購入候補として検討するとよいでしょう。

