S226ATESとS226ATCSはどちらもダイキンのエアコンですが、比較してみると違いは意外と多くあります。
特に気になるのが、フィルター自動掃除機能やスマホからの遠隔操作機能です。
「便利そうだけど本当に必要なの?」「価格が高めのモデルを選ぶ価値はある?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
また、左右の風向調節の方法やお手入れのしやすさなど、毎日の使い勝手に関わる違いもあります。購入後の満足度に影響しやすい部分だからこそ、自分の使い方に合うかどうかを確認しておきたいところです。
この記事では、S226ATESとS226ATCSの違いを分かりやすく比較しながら、それぞれどんな人に向いているのかを中立的な視点で解説します。
先に結論|S226ATESとS226ATCSはどちらがおすすめ?

S226ATESとS226ATCSを比較すると、基本的な冷暖房機能だけでなく、お手入れのしやすさやスマホ連携などの便利機能に違いがあります。
どちらが優れているというよりも、日頃の使い方や重視するポイントによって向いているモデルが変わります。まずは、それぞれどんな人に合いやすいのかを簡単に見ていきましょう。
フィルター掃除の手間を減らしたい人はS226ATCS
S226ATCSはフィルター自動掃除機能を搭載しており、積算で約1日運転した後に停止すると、自動でエアフィルターの掃除を行います。
さらに、フィルターから取り除いたホコリを回収するダストボックスも搭載されており、お手入れ時期になるとランプで知らせてくれる仕組みです。
エアコンのフィルター掃除はつい後回しになりがちですが、高い場所での作業が面倒に感じる方や、できるだけ手間を減らしたい方には魅力的なポイントといえるでしょう。
スマホ操作や便利機能を活用したい人はS226ATCS
外出先からエアコンを操作したい方にもS226ATCSが向いています。
S226ATCSは無線LAN接続アダプターを標準搭載しているため、スマートフォンを使った遠隔操作に対応しています。帰宅前に部屋を快適な温度にしておきたい方や、消し忘れが気になる方にとっては便利な機能です。
また、左右の風向調節もリモコンから操作できるため、日常的な使い勝手を重視する方にも選ばれやすいモデルです。
基本的な冷暖房機能があれば十分な人はS226ATES
一方で、S226ATESはフィルター自動掃除機能や無線LAN接続アダプターの標準搭載はありませんが、基本的な冷暖房機能を重視する方には十分選択肢になります。
フィルター掃除を定期的に行うことに抵抗がなく、スマホ操作も特に使う予定がないのであれば、必要な機能を絞って選びやすいモデルといえるでしょう。
便利機能の有無よりも、シンプルにエアコンとして使えれば十分という方は、S226ATESも検討しやすいモデルです。
S226ATESとS226ATCSの違いを一覧表で比較
S226ATESとS226ATCSの主な違いは、お手入れのしやすさやスマホ連携機能、風向調節の操作性など、日常的な使い勝手に関わる部分です。
一方で、基本的な冷暖房性能は近い部分も多いため、「どんな機能を求めるか」が選び方のポイントになります。
まずは両モデルの違いを一覧表で確認してみましょう。
| 比較項目 | S226ATES | S226ATCS |
|---|---|---|
| シリーズ | Eシリーズ | CX/Cシリーズ |
| 価格目安 | 約98,000円※ | 約105,000円※ |
| フィルター自動掃除機能 | なし | あり |
| ダストボックス | なし | あり |
| 無線LAN接続アダプター | 別売 | 標準搭載 |
| スマホ遠隔操作 | 別途アダプター設置が必要 | 対応 |
| 左右風向調節 | 手動 | リモコン操作対応 |
| 室内機奥行 | 255mm | 265mm |
| 室内機質量 | 8.5kg | 10kg |
| 定格冷房消費電力 | 580W | 560W |
| 定格暖房消費電力 | 470W | 465W |
| 冷房運転音(室内機) | 63dB | 61dB |
| 暖房運転音(室内機) | 64dB | 61dB |
| 手動内部クリーン運転の電気代目安 | 最大約63円/回 | 最大約57円/回 |
※価格は価格.com掲載データを参考にした目安です。時期や販売店によって変動する場合があります。
比較表を見ると細かな違いはいくつかありますが、購入判断に影響しやすいのはフィルター自動掃除機能、無線LAN接続アダプターの標準搭載、そして左右風向調節の使いやすさです。
次の章からは、それぞれの違いが実際の使い勝手にどのような影響を与えるのかを詳しく見ていきます。
フィルター自動掃除機能とお手入れの違いを比較
エアコン選びで意外と見落としがちなのが、お手入れのしやすさです。
購入時は冷暖房性能に目が向きやすいですが、実際に使い始めると「フィルター掃除が面倒」「高い場所の掃除が大変」と感じる方も少なくありません。
S226ATESとS226ATCSは基本的な冷暖房機能だけでなく、フィルター掃除の仕組みにも違いがあります。ここでは、お手入れの手間にどの程度差があるのかを見ていきましょう。
S226ATCSはフィルター自動掃除機能を搭載
S226ATCSはフィルター自動掃除機能を搭載しています。
積算で約1日運転した後にエアコンを停止すると、自動でフィルター掃除運転を開始し、最長約8分かけてエアフィルターに付着したホコリを取り除きます。
エアコンのフィルター掃除は、つい忘れてしまう方も多い作業です。特にリビングなど使用頻度の高い部屋ではホコリもたまりやすいため、自動で掃除してくれる仕組みは日常的な負担の軽減につながります。
もちろん完全にお手入れ不要になるわけではありませんが、「できるだけ手間を減らしたい」「掃除を忘れがち」という方にとってはメリットを感じやすい機能です。
S226ATCSは手動でフィルター掃除運転を実行できる
S226ATCSにはリモコンに「フィルター掃除」ボタンが搭載されています。
自動運転だけでなく、汚れが気になったときに停止中の状態でボタンを押せば、手動でフィルター掃除運転を開始できます。
例えば花粉の多い時期や、来客前にエアコンをきれいな状態にしておきたい場合など、自分のタイミングで掃除できるのは便利なポイントです。
一方、S226ATESにはフィルター自動掃除機能そのものが搭載されていないため、このような運転は行えません。
日常的なお手入れをできるだけ機械に任せたい方にとっては、S226ATCSの使いやすさが魅力になりそうです。
ダストボックスとおそうじサインの仕組み
S226ATCSはフィルターから取り除いたホコリを回収するダストボックスを搭載しています。
さらに、運転時間から判断してホコリがたまると、本体の「内部クリーン・おそうじランプ」が点滅し、お手入れのタイミングを知らせてくれます。
フィルター自動掃除機能付きのエアコンでも、ダストボックスにたまったホコリの処理は必要です。しかし、ランプで知らせてくれるため、「いつ掃除すればいいのか分からない」という状態になりにくいのは安心できるポイントでしょう。
お手入れ後は、リモコンの「サインリセット」ボタンを約2秒間押してサインをリセットします。
S226ATESにはダストボックスもおそうじサインも搭載されていないため、こうした管理機能はありません。
S226ATESは約2週間ごとのフィルター掃除が必要
S226ATESはフィルター自動掃除機能を搭載していないため、約2週間に1回を目安にエアフィルターを取り外して手動で掃除する必要があります。
掃除そのものが特別難しいわけではありませんが、エアコンは高い位置に設置されることが多いため、人によっては負担に感じることもあります。
ただし、定期的なフィルター掃除を苦に感じない方や、自分で状態を確認しながらお手入れしたい方であれば、大きな問題にならないケースもあるでしょう。
また、フィルター自動掃除機能がない分、構造が比較的シンプルなモデルを好む方にとっては選びやすい側面もあります。
掃除の手間を減らしたい人にはどちらが向いている?
お手入れの負担を少しでも減らしたいなら、S226ATCSの方が向いています。
フィルター自動掃除機能に加え、ダストボックスやおそうじサインも搭載されているため、日常的なメンテナンスの手間を軽減しやすい構成になっています。
特にリビングなど使用頻度が高い部屋で使う場合や、忙しくて掃除の時間を取りにくい方はメリットを感じやすいでしょう。
一方で、定期的なフィルター掃除を負担に感じない方や、便利機能よりもシンプルさを重視したい方であれば、S226ATESでも十分検討できます。
この部分は冷暖房性能の違いというより、「掃除にどれだけ手間をかけたくないか」という考え方によって選び方が変わるポイントといえそうです。
スマホ操作のしやすさを比較
最近は外出先からエアコンを操作したいという方も増えています。
帰宅前に部屋を涼しくしておきたい、暖かくしておきたいといった使い方ができるため、スマホ操作を重視してエアコンを選ぶ方も少なくありません。
S226ATESとS226ATCSは、スマートフォンによる遠隔操作に対応できる点は共通していますが、そのための準備や使い始めるまでの手間に違いがあります。
ここでは、スマホ操作のしやすさという視点から両モデルを比較していきます。
S226ATCSは無線LANアダプターを標準搭載
S226ATCSは無線LAN接続アダプターを室内ユニット内部に標準搭載しています。
そのため、追加の部品を購入することなくネットワーク接続ができ、スマートフォンによる遠隔操作を利用できる環境を整えやすいのが特徴です。
エアコンを購入する段階から「スマホで操作したい」と考えている方にとっては、後から部品を追加する必要がないため分かりやすく、導入のハードルも低く感じられるでしょう。
また、S226ATCSには遠隔操作を無効化する方法が記載された「遠隔操作シール」も付属しています。スマホ連携を前提としたモデルらしい仕様になっている点も特徴のひとつです。
S226ATESは別売アダプターの追加が必要
S226ATESもスマートフォンによる遠隔操作そのものは利用できます。
ただし、そのためには別売の無線LAN接続アダプターを購入し、設置する必要があります。
つまり、購入後すぐにスマホ操作を使えるわけではなく、追加の準備が必要になるという違いがあります。
一方で、そもそもスマホからエアコンを操作する予定がない方にとっては、この違いが大きなデメリットになるとは限りません。
エアコンの操作は基本的にリモコンで十分という方であれば、無線LAN接続アダプターの標準搭載を重視しなくても選びやすいモデルといえるでしょう。
スマホ操作を活用したい人はどちらを選ぶべき?
スマホ操作を日常的に活用したいなら、S226ATCSの方が使いやすいでしょう。
無線LAN接続アダプターが標準搭載されているため、購入時点で遠隔操作を前提に選びやすく、追加機器の準備も必要ありません。
例えば、帰宅前にエアコンを運転しておきたい方や、外出後に消し忘れが気になる方は便利さを実感しやすいはずです。
一方で、自宅にいるときしかエアコンを操作しない方や、スマホ連携を利用する予定がない方であれば、必ずしもこの機能を重視する必要はありません。
スマホ操作をどの程度使うかによって、この違いの価値は大きく変わります。普段の生活スタイルをイメージしながら選ぶと、自分に合ったモデルを判断しやすくなるでしょう。
左右風向の操作性を比較
エアコン選びでは冷暖房性能に注目しがちですが、実際に毎日使う中では風向調節のしやすさも快適性に影響します。
特にリビングや寝室などでは、「風を直接当てたくない」「部屋全体に風を広げたい」と感じる場面もあるでしょう。
S226ATESとS226ATCSは上下の風向調節については共通していますが、左右風向の操作方法には大きな違いがあります。ここでは日常の使いやすさという視点から比較していきます。
S226ATCSはリモコンで左右風向を操作できる
S226ATCSは左右風向ルーバーを電動で動かす仕様になっており、リモコンの「風向左右ボタン」を使って操作できます。
ソファに座ったまま風向を変えたり、その日の過ごし方に合わせて風の向きを調整したりできるため、操作の手軽さを重視する方には便利な機能です。
また、左右風向の状態はリモコンの液晶表示にも反映されるため、現在の設定を確認しながら操作できます。
日常的に風向を細かく調整したい方にとっては、こうした操作性の違いが使い勝手の差につながりそうです。
S226ATESは左右風向を手動で調節する仕様
S226ATESの左右風向ルーバーは手動式です。
吹出口内部にあるツマミを持って、利用者自身が左右の向きを調節する仕組みになっています。
一度好みの位置に設定してしまえば頻繁に触る必要はありませんが、風向を変えたいときは本体の近くまで行って操作する必要があります。
そのため、季節や部屋のレイアウトに合わせて頻繁に風向を変える方と、基本的に固定したまま使う方では、この違いの感じ方が変わるでしょう。
左右風向の調整をあまり行わない方であれば、手動式でも不便を感じにくいかもしれません。
左右スイング運転の有無を比較
左右スイング運転に対応しているのはS226ATCSです。
リモコンの「風向左右ボタン」を操作することで、左右風向ルーバーを動かしながら風を送ることができます。
一方のS226ATESは手動式のため、左右方向のスイング運転には対応していません。
部屋の広い範囲へ風を送りたい場合や、特定の場所に風が集中しないようにしたい場合には、左右スイング運転を活用できるS226ATCSの方が便利に感じる方もいるでしょう。
反対に、風向を固定して使うことが多い方であれば、この違いが大きな判断材料にならない場合もあります。
上下左右気流の設定はS226ATCSのみ対応
S226ATCSは風向上下ボタンと風向左右ボタンの両方でスイングを設定することで、「上下左右気流」を利用できます。
これはフラップとルーバーが交互に動きながら風を送る機能です。
一方、S226ATESは左右風向が手動固定式のため、上下左右気流の設定には対応していません。
部屋全体へ風を行き渡らせたい場合や、風の偏りを抑えたい場合には便利な機能ですが、普段から風向を固定して使用する方であれば必須とまではいえないでしょう。
使い方によって価値が変わりやすいポイントのひとつです。
操作性を重視する人はどちらが使いやすい?
風向調節のしやすさを重視するなら、S226ATCSの方が使いやすいでしょう。
リモコンによる左右風向調節に対応しているだけでなく、左右スイング運転や上下左右気流も利用できるため、状況に応じて風の流れを調整しやすくなっています。
特にリビングのように複数人で使う部屋や、季節によって風向を変えることが多い方にはメリットを感じやすいでしょう。
一方で、一度風向を決めたらほとんど変更しない方であれば、S226ATESの手動調節でも大きな不満は出にくいと考えられます。
この違いは冷暖房性能そのものではなく、毎日の使い勝手に関わる部分です。エアコンをどのように使いたいかをイメージすると、自分に合ったモデルを選びやすくなるでしょう。
その他の違いも比較
ここまで見てきた主要な違い以外にも、S226ATESとS226ATCSには運転音や消費電力、本体サイズ、シリーズなどの違いがあります。
ただし、これらはフィルター自動掃除機能やスマホ操作ほど、選び方に大きく影響するとは限りません。とはいえ、設置場所や使い方によっては気になるポイントになるため、購入前に確認しておくと安心です。
運転音の違いを比較
運転音は、冷房時・暖房時ともにS226ATCSの方が少し小さい数値になっています。
室内ユニットの運転音は、S226ATESが冷房時63dB・暖房時64dBなのに対し、S226ATCSは冷房時・暖房時ともに61dBです。
数値上はS226ATCSの方が静かですが、実際の感じ方は部屋の広さや設置場所、運転モードによっても変わります。そのため、運転音だけで選ぶというよりは、寝室や在宅ワーク用の部屋など、音が気になりやすい場所に設置するかどうかで判断するとよいでしょう。
静かさを少しでも重視したい方はS226ATCSに魅力を感じやすいですが、リビングなど生活音がある場所で使うなら、大きな決め手にならない場合もあります。
消費電力の違いを比較
消費電力にも少し違いがあります。
定格冷房消費電力は、S226ATESが580W、S226ATCSが560Wです。定格暖房消費電力は、S226ATESが470W、S226ATCSが465Wとなっています。
一方で、消費電力量の時期合計を見ると、冷房時期合計はS226ATESが211kWh、S226ATCSが229kWhです。暖房時期合計はS226ATESが506kWh、S226ATCSが488kWhとなっています。
冷房と暖房で数値の傾向が分かれるため、単純にどちらが省エネとは言い切りにくい比較です。実際の電気代は使用時間や設定温度、部屋の断熱性などにも左右されます。
そのため、消費電力の差だけで選ぶよりも、掃除の手間やスマホ操作など、自分が日常的に使う機能を重視した方が選びやすいでしょう。
本体サイズや重量の違いを比較
室内ユニットの奥行きは、S226ATESが255mm、S226ATCSが265mmです。S226ATCSの方が10mm奥行きがあります。
室内ユニットの質量は、S226ATESが8.5kg、S226ATCSが10kgです。室外ユニットも、S226ATESのR226AESが20kg、S226ATCSのR226ACSが21kgとなっています。
また、室外ユニットの高さはS226ATESが550mm、S226ATCSが555mmです。
サイズや重量はS226ATCSの方がやや大きめですが、設置スペースに大きな制限がない場合は、選び方の中心にはなりにくい部分です。
ただし、室内機の奥行きが気になる部屋や、室外機の設置場所が限られている場合は、事前に寸法を確認しておくと安心です。
S226ATESとS226ATCSに共通する特徴
S226ATESとS226ATCSは違いが多い一方で、共通している機能もあります。
比較するときは違いに目が向きやすいですが、共通点を確認しておくと「どちらを選んでも変わらない部分」と「選ぶ決め手になる部分」が整理しやすくなります。
ここでは、両モデルに共通する基本性能やお手入れ機能を見ていきましょう。
基本的な冷暖房性能は大きく変わらない
S226ATESとS226ATCSは、定格冷房消費電力や定格暖房消費電力に細かな差はありますが、基本的な冷暖房性能を大きく分けるような違いは見られません。
そのため、冷やす・暖めるというエアコン本来の使い方だけで考えるなら、どちらを選んでも大きな方向性は近いと考えてよいでしょう。
今回の比較で重視したいのは、冷暖房性能そのものよりも、フィルター自動掃除機能やスマホ操作、左右風向の操作性といった使い勝手の違いです。
「とにかく基本的に使えれば十分」という方はS226ATESでも検討しやすく、便利機能も含めて快適に使いたい方はS226ATCSが候補になりやすいでしょう。
上下風向の調節や上下スイング運転は共通
左右風向の操作方法には違いがありますが、上下方向の風向調節は両モデルともリモコンの「風向上下ボタン」で操作できます。
また、上下方向のスイング運転にも対応しています。
つまり、風向調節のすべてに差があるわけではありません。違いが出るのは主に左右方向の操作性です。
上下方向の風向調節ができれば十分という方であれば、S226ATESでも使いにくさを感じにくい可能性があります。
一方で、左右方向もリモコンで調整したい方や、部屋全体に風を広げたい方は、S226ATCSの方が使い勝手に満足しやすいでしょう。
手動内部クリーンと自動内部クリーンを搭載している
S226ATESとS226ATCSは、どちらも「手動内部クリーン(水内部クリーン)」と「自動内部クリーン」を搭載しています。
手動内部クリーン(水内部クリーン)は、冷房運転でエアコン内部の汚れを落とし、その後に送風・暖房運転で内部を乾燥させる機能です。
推奨頻度は約1ヶ月に1回で、お部屋に人がいないときに行うことが推奨されています。
自動内部クリーンは、冷房・ドライ運転を5分以上行って停止したときに、自動でエアコン内部を乾燥させる運転です。所要時間は約140分で、1回あたりの電気代目安は最大約4円です。
フィルター自動掃除機能の有無は異なりますが、エアコン内部を乾燥させる内部クリーン機能はどちらにも搭載されています。
そのため、清潔性に関わる機能を見たときは、「フィルター掃除まで自動化したいか」「内部クリーン機能があれば十分か」で判断すると分かりやすいでしょう。
S226ATESとS226ATCSの選び方
ここまでの比較を見ると、S226ATESとS226ATCSは冷暖房の基本性能よりも、日常の使いやすさに関わる機能に違いがあることが分かります。
どちらが優れているというよりも、「どの機能を重視するか」で選び方が変わるモデルです。
自分の使い方に当てはめながら確認してみましょう。
フィルター掃除の負担を減らしたいならS226ATCS
エアコンの掃除が面倒に感じる方にはS226ATCSが向いています。
S226ATCSはフィルター自動掃除機能を搭載しており、運転後に自動でフィルターのホコリを取り除きます。また、ダストボックスやおそうじサインも搭載されているため、お手入れのタイミングを把握しやすいのも特徴です。
エアコンは長く使う家電だからこそ、定期的なお手入れの負担が気になる方も多いでしょう。
脚立を使ってフィルター掃除をする機会を少しでも減らしたい方や、できるだけ手間をかけたくない方にはS226ATCSが選びやすいモデルです。
スマホ操作を使いたいならS226ATCS
外出先からエアコンを操作したい方にもS226ATCSがおすすめです。
無線LAN接続アダプターを標準搭載しているため、追加機器を用意せずにスマートフォンによる遠隔操作を利用できます。
帰宅前に部屋を快適な温度にしておきたい方や、外出後にエアコンの消し忘れが気になる方にとっては便利な機能です。
一方で、普段からリモコンしか使わない方であれば、この機能を活用する機会は少ないかもしれません。
スマホ連携を日常的に使うイメージがあるかどうかが判断のポイントになります。
左右風向の操作性を重視するならS226ATCS
風向を細かく調整したい方にもS226ATCSが向いています。
リモコンで左右風向を操作できるだけでなく、左右スイング運転や上下左右気流にも対応しています。
家族がいるリビングで使う場合や、部屋全体に風を届けたい場合は、この違いを実感しやすいでしょう。
反対に、一度風向を決めたらほとんど変更しない方であれば、手動調節のS226ATESでも十分という考え方もできます。
風向調節の頻度が高いかどうかを基準に考えると選びやすくなります。
シンプルな機能で十分ならS226ATES
S226ATESは、便利機能よりもシンプルさを重視する方に向いています。
フィルター自動掃除機能や無線LAN接続アダプターの標準搭載、左右風向の電動操作などはありませんが、基本的な冷暖房機能はしっかり備えています。
また、今回比較した便利機能を使う予定がない方にとっては、必要十分な性能を備えたモデルといえるでしょう。
「エアコンは冷暖房ができれば十分」「スマホ操作や自動掃除は特に必要ない」という方は、S226ATESを中心に検討しやすいでしょう。
S226ATESとS226ATCSの違いを比較した結果
S226ATESとS226ATCSの主な違いは、フィルター自動掃除機能、スマホによる遠隔操作への対応、左右風向の操作性です。
S226ATCSは、フィルター自動掃除機能やダストボックス、無線LAN接続アダプターの標準搭載、左右風向の電動操作など、日々の使い勝手を高める機能が充実しています。
一方のS226ATESは、便利機能を絞ったシンプルな構成で、基本的な冷暖房機能を重視したい方に向いています。
どちらを選ぶべきか迷ったときは、冷暖房性能ではなく「掃除の手間を減らしたいか」「スマホ操作を使いたいか」「風向調節のしやすさを重視するか」を基準に考えるのがおすすめです。
自分が実際に使う機能をイメージしながら選ぶことで、購入後の満足度にもつながりやすくなるでしょう。

