GR-Y36SVは、幅600mm・定格内容積356Lの3ドア冷蔵庫です。中央に配置した野菜室や3段冷凍室、収納位置を調整できるフリードアポケット、自動製氷などを備えています。
各販売サイトに投稿された口コミ・レビューを実際に調べたところ、野菜室の使いやすさや収納、デザインなどを評価する声が見られる一方、3段冷凍室は使い勝手の評価が分かれ、扉前面へのマグネット使用を不便とする声もありました。
- 実際の評判はどうで、良い点・気になる点には何がある?
- 野菜室や3段冷凍室、棚・ドアポケットの使い勝手はどう?
- サイズや容量はどのくらいで、設置するときは何を見ればいい?
- 自動製氷や運転音、冷え方はどのように評価されている?
GR-Y36SVの口コミで見られた評価を中心に、評価対象となっているサイズや収納構造、機能もあわせて順に解説していきます。
GR-Y36SVの口コミ・評判を先に整理
GR-Y36SVの口コミを見ると、野菜室の使いやすさや庫内収納、デザインなどに好意的な声が多く見られます。本体サイズの収まり、自動製氷、運転音や冷え方についても、良い使用感を伝える声が複数ありました。
その一方で、扉前面へのマグネット使用を不便に感じる声もあります。また、3段に分かれた冷凍室は「整理しやすい」という評価だけでなく、区切り方や引き出しの深さを使いにくいと感じる声もあり、使い勝手の評価が分かれています。
良い口コミでは野菜室・収納・デザインなどが好評
良い口コミで特に目立つのは、中央に配置された野菜室と、デザイン・外観に対する評価です。
野菜室は出し入れしやすく、重さのある野菜も扱いやすいという声が複数見られました。冷蔵室についても、棚やドアポケットを使って整理しやすいことや、収納位置を調整できる点が好意的に受け止められています。
外観では、すっきりしたデザインや落ち着いた色合い、光沢感のあるガラス調の見た目を評価する声が多く見られました。
このほか、本体が設置スペースに収まりやすかったこと、自動製氷の便利さ、運転音が気になりにくいことや冷え方についても、好意的な口コミが複数確認できます。
気になる口コミでは扉前面のマグネット使用に不便さを感じる声
気になる点として複数見られたのが、扉の前面にマグネットを付けられないという声です。これまで冷蔵庫の扉にメモや小物をマグネットで付けていた人からは、使い勝手が変わったことを不便に感じる意見が見られました。
GR-Y36SVはガラスドアを採用しています。ガラス自体は磁石に反応しないため、一般的な冷蔵庫のガラスドア表面にはマグネットは付きません。 マグネットが付くには、鉄などの磁性体が必要です。
GR-Y36SVについても、実際の口コミでは扉前面にマグネットを付けられないという声が複数見られています。冷蔵庫の前面をメモや予定表などの掲示場所として使っている場合は、使い方が変わる点を知っておくとよいでしょう。
ただし、後付けのアイテムを使って、ガラスドアにメモなどを貼れるようにする方法もあります。
たとえば、マグエックスの「どこでもホワイトボード」は、マグネットがつかないガラスドアの冷蔵庫に貼って使える吸着シートで、ガラス面にシートを吸着させることで、その表面にはマグネットでメモなどを留められます。
このような後付けアイテムを使えば、ガラスドアでもメモや予定表などを貼れるようになるため、冷蔵庫前面にマグネットが使えない不便さを解消できます。
冷凍室の3段収納は使いやすさの評価が分かれる
冷凍室については、3段に分けて整理できる点を便利とする声と、区切りや深さを使いにくいと感じる声の両方が見られました。
良い評価では、冷凍食品を種類ごとに分けやすく、複数段を使って整理しやすいという声が複数あります。反対に、ケースで区切られていることで収納できるスペースを狭く感じたり、引き出しの位置や深さが以前使っていた冷蔵庫と合わないと感じたりする声も確認できました。
3段構造そのものを一律に使いやすい・使いにくいと評価するより、段ごとに分けて整理できる点と、区切られた収納スペースの使い方に対する受け止め方が分かれていると見ると、口コミの傾向をつかみやすいでしょう。
GR-Y36SVのサイズ感は収まりやすいと好評|幅600mm・356L
GR-Y36SVは、東芝が「コンパクトタイプ」として展開している3ドア冷蔵庫です。幅600mm、高さ1,757mm、奥行665mm(ハンドル・調節脚を除く)で、定格内容積は356Lあります。
口コミでも、設置できる幅や高さを確認して選び、実際の収まりに満足している声が複数見られました。本体サイズと容量のバランスを好意的に受け止める声もあります。
ただし、冷蔵庫を実際に置けるかどうかは、本体の外形寸法だけでは決まりません。各室の容量とあわせて、据付時に必要なスペースも見ておきましょう。
冷蔵室204L・野菜室70L・冷凍室82Lの3ドア構成
GR-Y36SVの定格内容積356Lは、冷蔵室・野菜室・冷凍室に次のように分かれています。
| 収納室 | 定格内容積 | 食品収納スペースの目安 |
|---|---|---|
| 冷蔵室 | 204L | 162L |
| 野菜室 | 70L | 43L |
| 冷凍室 | 82L | 54L |
冷蔵室204Lのうち、チルドルームは15Lです。
ここでいう356Lは定格内容積で、実際に食品を入れられるスペースそのものを表す数字ではありません。棚やケースなどを含めた実際の収納量をイメージするときは、食品収納スペースの目安もあわせて見ると分かりやすくなります。
冷蔵室・野菜室・冷凍室をそれぞれ独立して備えた3ドア構成で、野菜室は中央に配置されています。
設置には据付寸法と放熱スペースも確認しておきたい
本体の外形寸法は幅600mm・奥行665mm・高さ1,757mmですが、設置時には本体が収まるだけのスペースに加えて、放熱のための空間が必要です。
主な寸法は次のとおりです。
| 確認する部分 | 寸法・必要スペース |
|---|---|
| 本体幅 | 600mm |
| 本体奥行 | 665mm※ |
| 本体高さ | 1,757mm |
| 据付必要奥行寸法 | 677mm |
| 左右 | 5mm以上 |
| 上部 | 50mm以上 |
| 背面の取っ手から | 10mm以上 |
※ハンドル・調節脚を除く奥行寸法。
そのため、口コミで「収まりやすい」と評価されている幅600mmという本体サイズだけで、設置できるとは判断できません。据付必要奥行や周囲の放熱スペースまで含めて、設置場所に収まるかを見る必要があります。
また、仕様上の最小設置スペースについては、設置条件によって若干異なる場合があるため、東芝では10mm程度の余裕を取るよう案内しています。
野菜室は中央配置と収納の使いやすさが好評
GR-Y36SVの野菜室は、冷蔵室と冷凍室の間にある中央配置です。口コミでは、この位置による出し入れのしやすさや、野菜室内部の収納の使いやすさを評価する声が多く見られました。
野菜室の定格内容積は70Lで、内部も一つの大きな空間ではなく、野菜の大きさに応じて収納場所を分けられる構成になっています。
野菜室がまんなかで重い野菜も取り出しやすい
GR-Y36SVは、冷蔵室の下に野菜室、その下に冷凍室を配置した「野菜室がまんなか」のレイアウトです。
中央にあるため、重い野菜なども出し入れしやすい構成になっており、口コミでも「野菜を取り出しやすい」「重さのある野菜を扱いやすい」といった使用感が複数見られました。
野菜室をよく使う場合に、毎回冷凍室の下までアクセスする配置ではなく、冷蔵室のすぐ下から野菜を出し入れできるのがGR-Y36SVのレイアウト上の特徴です。
70Lの野菜室はスライドケースと野菜容器で分けて収納できる
野菜室の定格内容積は70Lで、食品収納スペースの目安は43Lです。
内部には野菜室スライドケースと野菜容器があり、小物野菜や果物などと、大物・中物野菜などを分けて収納できます。野菜をすべて同じ空間へ重ねるのではなく、大きさに応じて収納場所を使い分けられる構成です。
口コミでも、野菜室の収納量や内部の使いやすさを評価する声が複数見られました。中央配置による取り出しやすさだけでなく、内部を分けて使える点も含めて、野菜室の使い勝手が好意的に受け止められています。
冷蔵室の棚・ドアポケットは調整しやすいと好評
GR-Y36SVの冷蔵室は、入れる食品に合わせて棚やドアポケットの位置を変えられるのが特徴です。口コミでも、棚やドアポケットを使って整理しやすいことや、収納位置を自分の使い方に合わせて調整できる点を評価する声が複数見られました。
固定された収納に食品を合わせるだけでなく、飲料や調味料、背の高い容器などに合わせて収納側を動かせるようになっています。
フリードアポケットは食品に合わせて6段階で高さを変えられる
冷蔵室のドア上段には「フリードアポケット」があり、食品の高さに応じて6段階で位置を調節できます。
たとえば、高さのある飲料や調味料を入れたいときはポケットの位置を変えられるため、「あと少し高さが足りない」といった場合にも収納スペースを調整できます。
口コミでも、棚やドアポケットの収納しやすさに加えて、収納部分を使い方に合わせて動かせる点を好意的に受け止める声が複数見られました。
なお、フリードアポケットは食品が入った状態でも移動できますが、食品が落下しないよう注意して動かす必要があります。
2アクション棚やチューブスタンドで収納を調整できる
庫内には「2アクション棚」もあり、棚の手前半分を奥へスライドさせることで、背の高い食品や容器を入れるスペースを作れます。
ドアポケットには「仕切れるチューブスタンド」も備わっています。チューブ類を立ててまとめられるほか、本体を回転させれば小瓶などを分ける仕切りとしても使用可能です。
フリードアポケットだけでなく、棚や小物収納にも調整できる仕組みがあるため、入れる食品の大きさや種類に合わせて冷蔵室内を組み替えられる構成になっています。
3段冷凍室は整理しやすい一方、区切りや深さで評価が分かれる
GR-Y36SVの冷凍室は、食品を上・中・下の3段に分けて収納できる「3段冷凍室」です。
口コミでは、冷凍食品を種類ごとに分けやすいことを便利とする声が複数ある一方、区切られていることで狭く感じたり、引き出しの位置や深さを使いにくいと感じたりする声も複数ありました。
3段構造そのものは共通していても、整理のしやすさを評価する声と、区切り方や引き出しの構成を気にする声の両方が見られます。
上・中・下段に分けて冷凍食品を整理しやすい
冷凍室は、上段スライドケース・下段スライドケース・ストック容器を使った3段構成です。
収納例としては、次のように食品の大きさや用途に合わせて分けられます。
- 上段:氷や生鮮食品
- 中段:ホームフリージングした食品や使いかけの冷凍食品
- 下段:500mlの冷凍用ペットボトルや高さのある冷凍食品
一か所へ積み重ねるよりも、食品の種類ごとに置く場所を分けやすい構成です。口コミでも、複数段に分かれていることで冷凍食品を整理しやすい、種類ごとに収納しやすいと評価する声が複数見られました。
収納の区切り方や引き出しの深さを使いにくいと感じる声もある
3段に分かれていることを便利とする声がある一方で、区切られていることで収納できるスペースを狭く感じるという口コミも複数見られました。
また、引き出しの位置や深さについて、以前使っていた冷蔵庫と比べて出し入れしにくいと感じる声もあります。
そのため、3段冷凍室は単純に「使いやすい」「使いにくい」と一方向に評価されているわけではありません。
食品を種類ごとに分けて整理しやすい点が好意的に受け止められる一方、区切られ方や引き出しの位置・深さについては使いにくさを感じる声もあり、収納構成への評価が分かれています。
デザイン・色は好評|扉前面のマグネット使用を気にする声も
GR-Y36SVはガラスドアを採用し、カラーはアッシュグレージュとグレインアイボリーの2色です。
口コミでは、すっきりしたデザインや落ち着いた色合い、光沢感のある外観を好意的に評価する声が多く見られました。一方、扉前面へマグネットを付けられないことを不便に感じる声も複数あります。
ガラスドアと落ち着いた2色の外観が好意的に評価されている
GR-Y36SVの扉にはガラス素材が使われており、カラーはアッシュグレージュとグレインアイボリーから選べます。
口コミでは、スタイリッシュな外観や落ち着いた色合いを評価する声が複数あり、光沢感やガラス調の見た目に上質な印象を持つ声も見られました。キッチンに置いたときの見た目を好意的に受け止める評価も複数あります。
ガラスドアは見た目だけでなく、表面を拭いて手入れしやすい構造でもあります。
扉前面にマグネットを付けられないことを不便とする口コミがある
口コミで気になる点として複数見られたのが、扉前面にマグネットを付けられないことです。これまで冷蔵庫の前面へメモや予定表などを貼っていた場合、使い勝手の違いを感じることがあります。
一般的な冷蔵庫のガラスドアでは、ガラス面そのものに通常のマグネットは基本的に付きません。ガラスには磁性がなく、一般的なマグネットは鋼板などの磁性を持つ素材に吸着するためです。
ただし、冷蔵庫の前面を掲示スペースとして使う方法はあります。
たとえば、マグエックスにはガラス面にも貼り付けられる吸着式のホワイトボードがあり、表面側に鉄粉シート層を備えているため、その上からマグネットを付けられます。
こうした後付けアイテムを利用すれば、ガラスドアでもメモや予定表などを貼れるスペースを作れます。
冷蔵庫前面にマグネットが付かない点を不便に感じる場合でも、このようなアイテムを使うことで、その不便さを解消できます。
自動製氷・運転音・冷え方にも好意的な口コミが見られる
GR-Y36SVでは、自動製氷の便利さに加えて、運転音や冷え方についても好意的な口コミが複数見られました。
自動製氷は実際の機能内容を確認しやすい一方、音や冷え方は利用者が使って感じた評価です。それぞれ、どのような点が受け止められているのか詳しく見ていきましょう。
自動製氷は氷を用意する手間が少ない点が好評
GR-Y36SVには、自動で氷を作る「かってに氷」が搭載されています。口コミでも、自動で氷を作れることや、日常的に氷を用意する手間が少なくなることを便利と感じる声が複数見られました。
給水タンクの容量は約0.8Lで、1回に作られる氷は10個です。通常製氷では約2時間に1回、一気製氷では約1時間に1回が目安となっています。
一気製氷の約1時間という時間は、周囲温度20℃・扉の開閉なしなどの条件によるものです。冷蔵庫の使用状況や外気温などによって製氷時間は変わります。
給水タンク・ホース・ポンプを取り外して洗える「洗える給水経路」も備えているため、自動製氷を使いながら給水まわりの手入れもできる構成です。
運転音が気になりにくく、冷え方も好意的に評価されている
運転音については、使用中の音が気になりにくいと感じる口コミが複数見られました。
冷え方についても、実際に使用したうえで好意的に評価する声が複数あります。
GR-Y36SVでは、運転中に圧縮機の「ブーン」という音のほか、冷媒が流れる音、給水モーターの音、製氷皿を動かす音や氷が落ちる音などが発生することがあります。これらは通常の動作でも生じる音として取扱説明書に案内されています。
温度調節を「中」にした場合の目安は、冷蔵室が約2~6℃、冷凍室が約−21~−19℃です。周囲温度32℃で食品を入れず、扉を閉めて温度が安定した状態での目安であり、食品の収納状態や扉の開閉によって温度は変動します。
口コミでの「音が気になりにくい」「冷え方が良い」という評価は、GR-Y36SVを実際に使った際の使用感として参考にできます。
GR-Y36SVは速鮮チルド・解凍モード・節電機能も搭載
GR-Y36SVには、口コミで主に評価されていた収納や自動製氷のほかにも、食品の冷却・解凍や節電に使える機能が搭載されています。
「速鮮チルド」は、肉や魚などをすばやく冷やしたいときに使う機能です。食品をチルドケースに入れて設定すると、約90分後に自動で終了します。食品を微凍結状態で保存する機能ではなく、短時間で冷やすための機能です。
「解凍モード」は、冷凍した肉や魚などを包丁で切って調理できる程度の硬さまで解凍する機能で、こちらも約90分後に自動終了します。食品に厚みがあったり重なっていたりすると、設定時間内に仕上がらない場合があります。
節電機能は「自動節電」と「とってもエコ」の2種類です。
- 自動節電:通常運転より約10%の節電。冷蔵室・冷凍室の扉を24時間以上開閉しない場合は、自動的に約20%の節電運転へ切り替わる
- とってもエコ:通常運転より約25%の節電。製氷がオフになり、一気製氷・一気冷凍・速鮮チルド・解凍モードなども使用できなくなる
これらの節電率は東芝が定めた条件での比較値で、周囲温度や扉の開閉頻度、食品量などによって効果は変わります。
節電量だけでなく、使える機能の違いも含めて2つのモードを使い分ける仕組みです。
メーカー保証は1年|冷凍サイクルなど一部は5年
東芝の公式FAQでは、冷蔵庫のメーカー保証期間は購入日から1年間と案内されています。
ただし、すべての部分が同じ保証期間ではなく、冷凍サイクルの圧縮機・凝縮器・冷却器と、冷却器用ファンモーターについては5年間となっています。
保証期間中に保証対象となる場合は、保証書の内容に基づいて無料修理を受ける形です。製品全体を無償交換する制度ではありません。
また、冷凍冷蔵庫の補修用性能部品は、製造打ち切り後9年間保有されます。この9年間は保証期間ではなく、製品の機能を維持するために必要な部品をメーカーが保有する期間です。
保証期間を過ぎたあとも、修理によって使用できる場合は有料で修理を依頼できます。修理や取り扱いについては、購入した販売店または東芝生活家電ご相談センターへ相談できます。
まとめ|GR-Y36SVは野菜室・収納・デザインが好評で、3段冷凍室は評価が分かれる
GR-Y36SVの口コミでは、中央に配置された野菜室、調整しやすい棚やドアポケット、デザイン・色、本体の収まりやすさなどを好意的に評価する声が目立ちました。自動製氷の便利さや、運転音・冷え方についても肯定的な使用感が複数見られています。
特に「野菜室がまんなか」や6段階で調整できるフリードアポケットなどは、GR-Y36SVの具体的な機能と口コミで評価されている使い勝手の両方を確認できる部分です。
一方、3段冷凍室は、食品を種類ごとに整理しやすいと評価する声がある反面、区切り方や引き出しの深さを使いにくいと感じる声もあり、評価が分かれています。
GR-Y36SVは、幅600mm・定格内容積356Lの3ドア冷蔵庫に、中央の野菜室や調整しやすい収納、自動製氷などを備えたモデルです。
口コミでは良い点が幅広く挙げられている一方、冷凍室の収納構成の使い方については、普段の冷蔵庫の使い方によって受け止め方が変わりやすい部分といえます。

