ロボロックのロボット掃除機「Q10P+」と「Q10V+」
両モデルは、水拭き振動機能・障害物回避の高さ・価格・自動ゴミ収集期間などに違いがあり、使い方や重視するポイントによって選び方が変わってきます。
- Q10P+:「日常的なホコリや軽い汚れをサッと整えたい」という使い方にフィットしやすいモデル
- Q10V+:「水拭きの仕上がりにこだわりたい」という人にイメージしやすいモデル
ここでは、それぞれの特徴を「何を優先したいか」という視点で整理しながら、使い方に合わせて判断しやすい形で選び方の軸をまとめていきます。
ロボロック Q10P+とQ10V+の違いを一覧で把握する

ロボロック Q10P+とQ10V+は基本仕様に共通点が多い一方で、水拭き機能や障害物回避の条件、価格などいくつかの項目に違いがあります。まずは主な違いを一覧で整理します。
| 項目 | Q10P+ | Q10V+ |
|---|---|---|
| 水拭き機能 (振動機能) | 水拭き対応 (振動機能は搭載なし) | 水拭き対応 (最大3,000回/分の振動) |
| 障害物回避(最小高さ) | 高さ3.5cmまで回避 | 高さ3cmまで回避 |
| 自動ゴミ収集期間 | 約60日 | 約7週間(約49日) |
| メーカー希望小売価格(税込) | 89,800円 | 79,999円 |
| 価格.com 価格推移データ | 約65,800円程度 | 約52,000円程度 |
| 水拭きモジュール | モップクロスマウント | VibraRiseモジュール VibraRiseモップクロスマウント |
| 障害物回避センサー | 障害物回避センサー | Reactive Tech 障害物回避センサー |
| 型番・カラー | ホワイト | 黒 |
水拭き時の振動機能の有無や、回避できる障害物の高さ、ゴミ収集の目安期間、価格などに違いがあります。これらは使用環境や運用イメージに関わるポイントとして確認しておきたい項目です。
一方で、掃除性能や基本的な仕様については共通している項目も多くあります。続いて、共通している主な機能を整理します。
| 項目 | Q10P+/Q10V+ |
|---|---|
| 最大吸引力 | 10,000Pa |
| モップ自動リフトアップ | 8mmリフトアップ |
| メインブラシ | 絡まり低減ブラシ |
| バッテリー容量 | 5,200mAh |
| ナビゲーション | LDSレーザーセンサー |
| 本体サイズ | 353×353×99mm |
| ドックサイズ | 212×178×約259mm |
| サイドブラシ | 弧状デザインの非対称ブラシ |
| 排気性能 | 0.3μmまでの微粒子 99.7%吸引 |
| ダストボックス構造 | 水タンク一体型 |
| 充電時間 | 約4.5時間 |
| 重量 | 約4kg |
| 進入禁止エリア設定 | 対応 |
吸引力やナビゲーション、バッテリー容量などの基本性能は共通しており、日常的な掃除機能の多くは同じ条件で利用できます。
ここからは、水拭き機能や障害物回避などの違いについて、それぞれの使い方に沿って詳しく見ていきます。
床の拭き掃除の仕上がりや使い勝手の違い(Q10P+とQ10V+)
床の拭き掃除は、ただ水拭きができるかどうかだけでなく、どんな仕上がりになるのかや、家の中でどう使えるかによって使い勝手が大きく変わってきます。
ここでは、そうした「実際に使ったときのイメージ」がしやすいように、水拭きの仕上がりや使い方に関わるポイントをわかりやすく見ていきます。
水拭きの仕上がりに関わる違い(振動機能・モップの違い)
Q10P+とQ10V+はどちらも水拭きには対応していますが、実際に使ったときの「汚れの落ち方」には少し違いがあります。
まずQ10P+は、水を使って床をなぞるように拭いていくシンプルなタイプです。
日常的なホコリや軽い汚れをサッと整えたいときには十分ですが、こびりついた汚れをしっかり落とすというよりは、あくまで“軽く整える”イメージに近いです。
一方のQ10V+は、最大3,000回/分で細かく振動する機能があり、モップが小刻みに動きながら床を拭いていきます。
実際の使用感としては、手でゴシゴシ拭く動きに近く、皮脂汚れやうっすら残った跡までしっかり落としたい人にはこちらの方がイメージしやすいです。
さらにQ10V+は、モップの中で2つの振動エリアが分かれて動く構造になっていて、広い面を均一に拭きやすい設計です。
対してQ10P+は振動自体がないため、拭き取り方はシンプルでクセが少ない反面、汚れ落ちは控えめになります。
モップ自体の使い方にも違いがあります。
Q10V+は吸収力の高いモップを使い、水分をしっかり含ませながら拭いていくため、床全体をしっとり仕上げたい人に向いています。
Q10P+は特別な吸水性能を強く打ち出しているわけではなく、あくまで標準的な水拭きの使い方になります。
また、パーツ構成も少し違っていて、Q10P+は「モップクロスマウント」にモップクロスCを取り付けるシンプルな形です。一方でQ10V+は「VibraRiseモジュール」という振動機能込みのユニットを使う構造で、そのぶんしっかり拭き取ることを前提にした作りになっています。
このように、Q10P+は気軽に水拭きを取り入れたい方向け、Q10V+はしっかり汚れを落としたい方向けという違いがあり、使い方のイメージによって選びやすいポイントになっています。
カーペットやフローリングをまたぐときの動作(モップ自動リフトアップ)
Q10P+とQ10V+はどちらも、フローリングとカーペットが混在している部屋でも、そのまま任せて使えるような仕組みになっています。
水拭きをしながら掃除している途中でカーペットを感知すると、本体裏面のカーペットセンサーが反応してモップが自動で持ち上がります。
リフトアップの高さはどちらも8mmあり、カーペットにモップが触れない状態になるので、「気づいたら濡れていた…」という心配はほとんどありません。
Q10P+は、水拭き中にカーペットを検知するとモップを上げて、そのまま吸引掃除に切り替わる流れです。
Q10V+も同じように、カーペット上ではモップクロスが自動で持ち上がるため、特に操作を意識しなくても自然に使い分けてくれます。
さらに、あらかじめ「ここは水拭きしたくない」という場所がある場合は、アプリでカーペット部分を進入禁止エリアとして設定することもできます。
ラグや玄関マットなどを避けたいときにも便利です。
また、水拭きだけをしっかり行いたいときは専用モードを選ぶことで、モップを下げた状態で動かすことも可能です。部屋の使い方や掃除したい内容に合わせて、自然に切り替えられるようになっています。
このように、どちらのモデルも床材の違いを意識せずに使える設計なので、フローリングとカーペットが混ざった一般的な家庭でも扱いやすい仕様になっています。
障害物を避けながら掃除できるかの違い(Q10P+とQ10V+)
ロボット掃除機を使ううえで気になるのが、「どれくらいスムーズに物を避けて動けるか」という点です。
ここでは、そうした日常の使い方をイメージしながら、障害物を避ける動きに関わるポイントをわかりやすく見ていきます。
障害物検知の仕組み(センサーの構成)
Q10P+とQ10V+はどちらも、いくつかのセンサーを組み合わせて周囲を把握しながら動く仕組みになっています。
実際の使い方としては、「部屋全体の形を把握するセンサー」と「床にある物を見つけるセンサー」がそれぞれ役割分担しているイメージです。
まず、どちらにも搭載されているのがLDSレーザーセンサーです。
これは掃除しながら360°まわりをスキャンして、部屋の間取りや家具の配置をマッピングする役割があります。壁や家具にぶつかりにくいのは、このセンサーで空間をしっかり把握しているためです。
一方で、床に置いた小物などを避けるときには、別の障害物回避センサーが使われます。
Q10P+は距離を測ることで物体の有無を判断する仕組みで、Q10V+の方は「Reactive Tech 障害物回避センサー」によって、床に置き忘れた小さな物体を回避する構成になっています。
また、どちらもレーザーを使っているため、部屋が暗い状態でも動きにくくなることはほとんどありません。夜間や照明を落とした状態でも掃除を任せやすいのは、この仕組みによるものです。
そのほかにも、段差からの落下を防ぐセンサーや充電に戻るためのセンサーなどが搭載されていますが、障害物を避ける動きに関しては、こうした複数のセンサーを組み合わせて動いている点は共通しています。
床に置いた小物への対応範囲の違い(回避できる高さ)
Q10P+とQ10V+はどちらも、床に置いた小物を避けながら掃除できるように設計されていますが、「どこまで避けてくれるか」という点には少し違いがあります。
どちらのモデルも、幅5cm程度の物体を認識して回避する仕様になっています。ちょっとした日用品や小さめの雑貨などは、基本的にはぶつからずに避けてくれるイメージです。
ただし、高さの基準には差があり、Q10P+は高さ3.5cmまで、Q10V+は高さ3cmまでの物体を回避対象として認識します。
数字だけ見るとわずかな違いですが、「少し高さのある小物を置きっぱなしにすることが多いかどうか」で体感は変わるポイントです。
そのため、同じようなサイズ感でも、置いてある物によっては避けたり軽く触れたりと、動きに違いが出る可能性があります。
↓高さ3.5cmまで回避対象
↓高さ3cmまで回避対象
なお、どちらもあらゆる物を完璧に避けられるわけではなく、置き方や周囲の明るさなど環境によってはうまく認識できないケースもあります。
細かい物が多い部屋で使う場合は、ある程度片付けておくとよりスムーズに動いてくれます。
進入禁止エリアの設定方法(アプリ制御)
Q10P+とQ10V+はどちらも、ただ障害物を避けるだけでなく、「ここは入らないでほしい」という場所を自分でコントロールできるようになっています。
まず便利なのが、掃除中に「ここは引っかかりやすそう」といったエリアを自動で検出して、進入禁止エリアとして提案してくれる機能です。
コードが多い場所や家具が密集している場所など、トラブルになりやすいポイントを事前に把握しやすくなっています。
さらに、その提案に加えて、アプリ上で自分でエリアを指定することもできます。
たとえば、ペットのごはんスペースや細かい物を置いている場所など、「ここは避けてほしい」というエリアをあらかじめ設定しておくことで、安心して掃除を任せやすくなります。
カーペットについても同様で、水拭きをしたくない場所として進入禁止ゾーンに設定しておけば、濡らしたくないラグなどをしっかり避けることができます。
このように、どちらのモデルも「自動で気づいてくれる部分」と「自分で細かく調整できる部分」を組み合わせて使えるので、部屋の状況に合わせて柔軟に掃除範囲をコントロールできる点は共通しています。
ゴミ捨ての手間や日常の使い方に関わる違い(Q10P+とQ10V+)
毎日使っていく中で意外と気になるのが、「ゴミ捨ての頻度」や「設置のしやすさ」といった使い勝手の部分です。
どれくらいの間ゴミ捨てをしなくて済むのか、置き場所に困らないかなどは、実際に使い続けるうえでストレスの差になりやすいポイントでもあります。
ここでは、そうした日常的な使いやすさに関わる違いに注目しながら、無理なく使い続けられるかどうかの視点で見ていきます。
ゴミ捨て頻度の目安の違い(自動ゴミ収集の期間)
Q10P+とQ10V+はどちらも自動ゴミ収集に対応しているため、毎回ゴミを捨てる手間が少なく、基本的には「まとめて処理する」使い方になります。
そのうえで違いとして出てくるのが、「どれくらい放置できるか」という目安の期間です
Q10P+は約60日分、Q10V+は約7週間(約49日分)のゴミをためておける仕様になっており、Q10P+のほうが少し長くゴミ捨てを後回しにしやすい設計です。
実際の感覚としては、「できるだけゴミ捨ての回数を減らしたい」「忙しくて手入れの頻度を下げたい」という人であれば、Q10P+のほうが気持ち的に余裕を持って使いやすいイメージです。
ただし、この期間はあくまで目安なので、部屋の広さやペットの有無、掃除の頻度によっては、もう少し早くゴミがいっぱいになることもあります。
そのため、どちらを選んでも使い方自体はほとんど変わりませんが、「どのくらいのペースでゴミ捨てしたいか」を基準に考えると、違いがイメージしやすくなります。
設置条件や構造の違い(ドック・ユニット構成)
Q10P+とQ10V+は、置き場所やサイズ感についてはほぼ同じイメージで考えて問題ありません。
本体サイズはどちらも幅353×奥行353×高さ99mmで共通しており、家具の下に入れるかどうかといった判断基準も同じになります。
また、自動ゴミ収集ドックも幅212×奥行178×高さ約259mmとほぼ同じ大きさなので、「どちらなら置ける・置けない」という差は基本的に出にくいです。
設置時に必要なスペースも共通で、ドックの左右に0.5m以上、前方に1m以上の余裕が必要になります。実際の使い方としても、壁際に置いて前を広めに空けるレイアウトを想定しておけば、どちらも無理なく設置できます。
内部の構造についても、ダストボックスと水タンクが一体になっている点は同じなので、給水やゴミ処理の流れに大きな違いはありません。
一方で、水拭きまわりのパーツ構成には少し違いがあります。
Q10P+は「モップクロスマウント」と「モップクロスC」を組み合わせるシンプルな構成で、扱い方も直感的です。
対してQ10V+は「VibraRiseモジュール」や専用のマウント・モップクロスなど、いくつかのパーツを組み合わせる構造になっており、そのぶん水拭き機能に合わせた作りになっています。
とはいえ、どちらもスライドさせて取り付ける方式なので、基本的な扱い方で大きく迷うことは少なく、「シンプルさを取るか、機能に合わせた構造を取るか」という違いとして考えるとイメージしやすいです。
価格や本体カラーの違い(Q10P+とQ10V+)
購入を検討する段階では、機能だけでなく「価格の違い」や「カラーの違い」といったポイントも気になってくるところです。
ここでは、そうした選びやすさに関わるポイントに注目しながら、購入時に判断しやすくなる情報を整理していきます。
価格の違い(希望小売価格)
Q10P+とQ10V+は、どちらもメーカー希望小売価格(税込)で設定されているため、まずは同じ条件で価格差をイメージしやすくなっています。
Q10P+は税込89,800円、Q10V+は税込79,999円で、差額は約9,800円です。
この差をどう感じるかで、「価格を優先するか」「機能とのバランスで選ぶか」の判断がしやすくなります。
ただし、実際に購入する段階ではもう少し印象が変わります。
価格.comの価格推移データを見ると、Q10P+は約65,800円程度、Q10V+は約52,000円程度で販売されていることが多く、どちらも値引きされた状態で流通しています。
そのため、体感としては「1万円弱の差」というよりも、「1万円ちょっとの価格帯の違い」として感じる場面も多くなります。タイミングや販売店によって変動はありますが、最終的にはこの実売価格の差を基準に考えると、自分に合った選び方がしやすくなります。
「できるだけ価格を抑えつつ必要な機能があれば十分」という場合はQ10V+が選びやすくなりますし、
「多少高くても使い方に合う方を選びたい」と考えるなら、価格差を前提に機能の違いを見ていく形になります。
本体カラーの違い(ホワイト・ブラック)
Q10P+とQ10V+は、機能面だけでなく見た目の印象にも違いがあります。
Q10P+はホワイト、Q10V+はブラックのカラーが採用されており、置いたときの雰囲気が変わってきます。
明るいインテリアやナチュラル系の部屋にはホワイトのQ10P+がなじみやすく、落ち着いた色味やモノトーンで揃えている場合はQ10V+のブラックがしっくりくる印象です。
日常的に目に入る場所に置くことが多いからこそ、「部屋になじむかどうか」も意外と気になるポイントになってきます。このように、カラーの違いは単なる見た目だけでなく、設置したときの違和感のなさや好みにも関わる要素として考えやすい部分です。
掃除性能や基本仕様に大きな差がない共通点(Q10P+とQ10V+)
Q10P+とQ10V+は違いに目がいきがちですが、実は日常的な使い方に関わる基本性能はかなり共通しています。
「掃除機としてどれくらいしっかり使えるか」「普段どんな感覚で使えるか」といった土台の部分は似ているため、まずは共通しているポイントを押さえておくと、違いもよりイメージしやすくなります。
ここでは、そうした使い心地のベースになる部分に注目しながら、共通している仕様を整理していきます。
吸引力やブラシ構造など基本的な掃除性能
Q10P+とQ10V+は、日常的な掃除の「ベースになる性能」はほぼ同じ感覚で使えるようになっています。
まず、ゴミを吸い取る力はどちらも最大10,000Paで共通しているため、「吸引力が弱い・強い」といった差を感じる場面はほとんどありません。
フローリングのホコリはもちろん、カーペットの奥に入り込んだゴミまでしっかり吸い上げる力は同じレベルです。
さらに、ゴミをかき集める仕組みも共通していて、どちらもコーム状スクレーパー付きのメインブラシを採用しています。髪の毛やペットの毛が絡みにくく、「掃除したあとにブラシの手入れが大変…」というストレスを減らしやすい設計です。
サイドブラシも非対称の弧状デザインになっており、壁際や部屋の隅のゴミを中央にかき寄せる動きも同じようにこなしてくれます。
このように、「しっかり吸う力」と「ゴミを集める動き」の両方が共通しているため、普段の掃除で感じる仕上がりには大きな差は出にくいです。
また、細かいホコリをキャッチするフィルター性能や、カーペットに乗ったときに自動で吸引力を上げる動き、床の目地に沿って丁寧に掃除する設定なども同じように使えます。実際の使い方としては、「どちらを選んでも基本の掃除力はしっかりしている」と考えておくとイメージしやすいです。
ナビゲーション・バッテリー・サイズなどの共通仕様
Q10P+とQ10V+は、実際に使ううえでの「動き方」や「使い勝手のベース」もほぼ同じ感覚で使えます。
ナビゲーションについては、どちらも高精度LDSレーザーセンサーで360°まわりをスキャンしながら部屋の形を把握し、外周をなぞったあとにZ字ルートで効率よく掃除していきます。動き方にクセの違いはなく、「同じように任せて動く」イメージで問題ありません。
バッテリーも共通で、5,200mAhの容量を搭載し、充電時間は約4.5時間です。
掃除の途中で電池が少なくなれば自動でドックに戻り、充電後は中断した場所から再開してくれるため、広めの部屋でも途中で手動操作を挟む必要はほとんどありません。
サイズや重さも同じで、本体は幅353×奥行353×高さ99mm、重量は約4kgです。家具の下に入るかどうかや、持ち上げて移動させるときの感覚も共通しています。
このように、「どんな動き方をするか」「どれくらいの範囲を任せられるか」「置きやすさはどうか」といった基本的な使い方に関わる部分はそろっているため、日常的な使い心地に大きな差を感じる場面は少ない構成になっています。
Q10P+とQ10V+の違いを踏まえた選び方の整理
Q10P+とQ10V+は基本的な性能は共通していますが、細かい部分の違いによって使い心地や満足度は変わってきます。
そのため、「何を優先したいか」によって選びやすさも変わってくるのがこの2モデルの特徴です。水拭きの仕上がりを重視するのか、価格や手軽さを重視するのかといった視点で考えると、違いがイメージしやすくなります。
ここでは、これまで見てきたポイントを踏まえながら、自分の使い方に合う選び方を整理していきます。
Q10P+の特徴から整理するポイント
Q10P+は、「毎日の掃除を手間なく整えたい」という使い方にフィットしやすいモデルです。
水拭きと吸引を組み合わせた基本的な掃除性能をベースにしていて、水拭きは床をなぞるように仕上げるタイプです。
皮脂汚れをしっかり落とすというよりは、日常的なホコリや軽い汚れをサッと整えて、全体をきれいに保つような使い方に向いています。
フローリングとカーペットが混ざっている部屋でも、そのまま任せて使えるのもポイントです。水拭き中にカーペットを検知するとモップが自動で8mm持ち上がり、そのまま吸引掃除に切り替わるため、わざわざ設定を切り替える必要がありません。
さらに、アプリでカーペット部分を進入禁止エリアにしておけば、「ここは濡らしたくない」といった場所も事前に避けられます。
障害物回避については、幅5cm程度の小物を認識しつつ、高さ3.5cmまでを回避対象としています。ちょっとした日用品や小物を床に置いたままでも、比較的安心して任せやすい仕様です。
また、自動ゴミ収集は約60日分に対応しているため、「できるだけゴミ捨ての回数を減らしたい」という人にも向いています。こまめな手入れを減らして、ある程度まとめて管理したい場合に使いやすい設計です。
カラーはホワイトで、明るめのインテリアにもなじみやすい印象です。
メーカー希望小売価格は税込89,800円で、Q10V+との価格差は約9,800円です。実際の販売価格は価格.comの価格推移データを見ると、約65,800円程度になることが多く、「この価格帯でどこまでの使い方を求めるか」という視点で判断しやすいモデルになっています。
Q10V+の特徴から整理するポイント
Q10V+は、「水拭きもしっかり任せたい」という人にイメージしやすいモデルです。
特徴的なのが、水拭きの仕上がりです。モップが最大3,000回/分で細かく振動しながら拭いていくため、ただなぞるだけでは落ちにくい皮脂汚れやうっすら残った跡も、こすり取るような感覚で仕上げてくれます。
さらに、モップの中で振動エリアが分かれて動く構造になっているので、広い床面でもムラになりにくく、全体を均一に拭きやすい設計です。
フローリングとカーペットが混ざっている部屋でも、そのまま使える点は共通しています。
水拭き中にカーペットを検知するとモップが8mm持ち上がり、そのまま吸引掃除に切り替わるため、切り替え操作を意識せずに使えます。さらに、アプリで進入禁止エリアを設定すれば、「ここは濡らしたくない」という場所もあらかじめ避けて動かすことができます。
障害物回避については、幅5cm程度の小物を認識しつつ、高さ3cmまでを回避対象としています。日用品レベルの小物であれば避けながら動いてくれる想定ですが、高さのある物については少し注意しておくと安心です。
また、自動ゴミ収集は約7週間(約49日分)に対応しているため、ゴミ捨てはまとめて行う使い方が前提になります。「こまめに手入れするより、ある程度まとめて管理したい」という人には扱いやすい仕様です。
カラーはブラックで、モノトーンや落ち着いた雰囲気の部屋にもなじみやすい印象です。
メーカー希望小売価格は税込79,999円で、Q10P+との差は約9,800円です。
実際の販売価格は価格.comの価格推移データでを見ると約52,000円前後になることが多く、「水拭きの仕上がりにこだわりたい」「価格もできるだけ抑えたい」という方に検討しやすいモデルになっています。

