RZ-W100JMとRZ-W100GMを比較|最高圧力・加熱温度の違いと少量炊飯コースの対応

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キッチン家電

日立の炊飯器RZ-W100JM(2025年10月上旬発売)は、RZ-W100GM(2023年7月発売)の後継にあたるモデルです。どちらも同じシリーズとして並べて検討されやすく、炊き上がりや使い勝手にどんな違いがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

加熱時に到達する圧力や温度、少量を炊くときに選べるコースの内容などは、日々の使い方に直結しやすいポイントです。普段のごはんの量や好みによって、重視したい部分は自然と変わってきます。

この記事では、それぞれの項目でどこに違いがあり、どこが共通しているのかを順番に整理していきます。自分の使い方に合うのはどちらか、判断するための手がかりとして役立ててください。

加熱条件の違いから見ていくなら

引用元:楽天市場

炊き上がりの印象を左右するポイントとして、まず気になってくるのが加熱のかかり方です。

どこまで高い圧力や温度でお米を引き上げていくのか、そしてどんな炊き方の仕組みが組み合わされているのかによって、仕上がりの好みも分かれてきます。

ここではまず、加熱に関わる条件について、それぞれの違いと共通している部分を順番に確認していきましょう。

どこまで高い圧力と温度で炊ける?

ごはんの粒感や甘みをどこまで引き出したいかを考えると、加熱時にかけられる圧力や温度はチェックしておきたい部分です。

RZ-W100JMは最大1.5気圧まで高め、最高111℃での加熱と蒸らしに対応しています。より強い火力で一気に炊き上げたい、という人にはイメージしやすい数字です。

一方のRZ-W100GMは、最大1.3気圧最高107℃で加熱と蒸らしを行う仕様です。普段の食卓で食べ慣れている仕上がりをベースに考えるなら、この設定でも十分と感じる方もいるでしょう。

炊き上げまでの流れそのものは共通で、どちらも圧力で高温状態をつくり、そのまま蒸らしの工程でも圧力とスチームを保ちながら仕上げていきます。

そのうえで、どこまでパワーを上げられるかという上限の差がある、と捉えると自分の好みに当てはめて考えやすくなります。

どちらにも搭載されている炊き方(圧騰甘み炊き)

毎日のごはんをおいしく炊きたい、という視点で見ると、まず安心材料になるのが炊き方のベースです。

RZ-W100JMとRZ-W100GMには、京の米老舗・八代目儀兵衛の炊飯メソッドを取り入れた「圧騰甘み炊き」がどちらにも搭載されています。

流れとしては「浸し」→「加熱」→「蒸らし」。はじめに水温を抑えながらじっくり吸水させ、その後は圧力をかけて一気に高温へ持ち上げ、さらに追い加熱で仕上げていきます。

蒸らしの段階では、圧力を保ったまま高温のスチームで包み込みながら仕上げていきます。ここで使われるのが給水レス オートスチーマーで、炊飯中に出た蒸気をためて活用する仕組みのため、新たに水を足さなくても高温をキープできるのが特徴です。

加えて、発熱性の高い素材を使った大火力 沸騰鉄釜や、熱を外に逃がしにくい全周断熱構造も共通です。つまり、炊き上がりの土台となる仕組みは同じ方向性で作られている、と考えると分かりやすいでしょう。

そのうえで細かな上限値や設定の違いがどう影響するかを見比べていくと、自分の好みに近いモデルが選びやすくなります。

少なめのごはんを炊くことが多いなら

一度にたくさん炊くというより、1~2人分だけ用意することが多いなら、少ない量でもうまく炊けるかは気になるところですよね。

そんな場面では、何合から少量炊飯として扱えるのか、さらにそのときにどんなコースが選べるのかがチェックポイントになります。

ここからは、少量設定に関わる部分を順番に確認していきましょう。

何合から少量炊飯として使える?

普段はまとめて炊くよりも、そのとき食べる分だけ用意することが多いなら、少量炊飯の扱いやすさは大事なポイントになります。

RZ-W100JMとRZ-W100GMはどちらも0.5合から2合までに対応していて、少なめのごはんを想定した使い方ができます。

たとえば0.5合~1合なら「少量1合」、1.5合~2合なら「少量2合」といった区分も共通です。自分が炊きたい量に合わせて迷いにくい、分かりやすい設計になっているイメージですね。

少量設定としてカバーしている範囲そのものは同じなので、まずはふだん炊く量がこの中に収まっているかどうかを当てはめてみると、使い勝手を具体的に想像しやすくなります

選べるコースにどんな違いがある?(快速/エコ炊飯など)

少ない量を炊くときでも、その日の予定や気分によって「早めに仕上げたい」「いつも通りじっくり炊きたい」など希望は変わってきますよね。

そんな視点で見ると、少量炊飯のときにどのコースが選べるかは意外と大事です。

RZ-W100JMは、定番の「極上」コースに加えて「快速」コースでも少量設定が可能です。

時間があまりない日でも、量を減らした状態のままスピーディーに炊き上げたい、といった使い方がしやすくなっています。

一方のRZ-W100GMでは、「極上」と「エコ炊飯」が対象で、快速コースは少量設定には対応していません。

同じ合数を炊くとしても、どんな運転メニューを組み合わせられるかという点に違いがあるため、自分の生活リズムに合うのはどちらか、ここで見えてきます。

お手入れのしやすさを重視するなら

毎日使うものだからこそ、炊き上がりだけでなく片付けの手間も気になりますよね。

使い終わったあとにどの部品をどうやって洗うことになるのかは、負担の感じ方に直結しやすいポイントです。

ここからは、食洗機への対応範囲と、それ以外の扱いを分けながら確認していきましょう。

食洗機に入れられる部品はどこ?

使い終わったあとに毎回触れることになるのが、取り外して洗うパーツです。どこまでが日々のお手入れ対象で、そのうち食洗機に任せられるのはどれかが分かると、片付けのイメージがぐっと具体的になります。

RZ-W100JMで洗うことになるのは「内釜」「ふた加熱板」「オートスチーマープレート」の3点です。

このうち、食洗機に入れられるのは「ふた加熱板」と「オートスチーマープレート」内釜は手洗いになります。

RZ-W100GMも洗浄対象は「内釜」「ふた加熱板」「プレート」の3点という構成です。

そして食器洗い乾燥機に対応しているのは「ふた加熱板」とプレート。こちらも内釜は手洗いでのお手入れになります。

実際の片付け動線に当てはめてみると、どちらを選んでも内釜は手洗いになります。食洗機に任せられる範囲はほぼ共通なので、日々の負担をイメージしながら無理なく続けられそうかを確認してみてください。

スマホとつないで便利に使いたいなら

スマートフォンとつないで使うことを考えているなら、まず確認しておきたいのは「自分の端末で問題なく動くか」という点ですよね。RZ-W100JMとRZ-W100GMはどちらも連携に対応していますが、求められるOSの条件には違いがあります。

RZ-W100JMはAndroid 9.0以上、iOS 16.0以降が対象です。

一方でRZ-W100GMはAndroid 7.0以上、iOS 12.0以降に対応しています。今使っているスマートフォンのバージョンによっては、そのまま使えるかどうかが分かれる部分です。

また、利用には自宅のインターネット回線と無線LANルーターが必要になります。通信規格や暗号化方式にも指定があり、タブレット端末やモバイルルーター、スマートフォンのテザリングは動作保証の対象外です。

無線LAN機能を持たない環境では使えないため、設置場所の通信環境もあわせて思い浮かべておくと安心です。

実際にアプリでできることは共通しています。

炊飯後の感想から好みに寄せていく「わがや流」コース、アプリ専用コースやレシピ検索、本体への設定送信、離れた場所からの予約時間変更、炊飯や保温の状況確認、米残量の通知、ソフトウェア更新などに対応しています。

外出先から様子を見たい、予約を変えたい、好みを少しずつ覚えさせたい、といった使い方を想像しながら、この連携機能がどれくらい活躍しそうかを考えてみると、自分に合うかどうか判断しやすくなります。

キッチンへの置きやすさや見た目で選ぶなら

毎日キッチンに置いて使うものだからこそ、ちゃんと収まるか、見た目に納得できるかは気になりますよね。

置きたい場所に無理なく入るかどうかは、使い始めてからの満足度にも直結しやすい部分です。

ここからは、そのあたりを順番に確認しながら、設置したときのイメージを具体的にしていきましょう。

サイズや重さは同じ?

キッチンに置いたときにちゃんと収まるかどうかは、使い始めてからの満足度に直結しますよね。その点、本体サイズと重さについてはRZ-W100JMとRZ-W100GMで条件は共通です。

外形寸法はどちらも幅24.8×奥行30.2×高さ23.4cm。置きたい棚やカウンターに入るかどうかを測るときも、同じ基準で考えることができます。

さらに、ふたを開けたときの高さも44.7cmで同じです。設置面の広さだけでなく、上にどれくらい余裕が必要かという点も、どちらを選んでも変わりません。

重さについても両モデルとも約6.0kgです。掃除や模様替えで動かす場面を想像しても、取り回しの感覚はほぼ同じと考えてよさそうです。

デザインの雰囲気の違い

キッチンに出しっぱなしで使うことが多い炊飯器は、機能だけでなく見た目の雰囲気も気になりますよね。

RZ-W100JMとRZ-W100GMは、どちらも装飾を抑えたスクエア形状で、凹凸の少ない天面と艶消し仕上げのボディによって、空間になじみやすいシンプルな印象にまとめられています。カラーも共通で「漆黒(K)」です。

そのうえで、近くで見たときの質感の表現にはそれぞれ個性があります。

RZ-W100JM「鋳物鉄器」を思わせる重厚感のあるイメージを取り入れたデザインで、落ち着いた力強さを感じさせる方向性です。

一方のRZ-W100GMは、「漆工芸品」に学んだ刷毛目(はけめ)調の仕上げが採用されています。伝統的な雰囲気を感じさせながら、やわらかく上品にまとまる印象です。

どちらも、毎日の道具として長く置いておけるシンプルさを目指している点は同じです。キッチン全体のテイストや、好みの質感により近いのはどちらか、実際に置いた場面を思い浮かべながら選びやすくなっています。

最初から付いてくるもの

購入してすぐに使い始められるかどうか、という点では付属品の内容も気になりますよね。その部分については、RZ-W100JMとRZ-W100GMで違いはなく、どちらを選んでも同じセットが入っています。

同梱されているのは「コンパクトしゃもじ(自立式)」と「計量カップ」です。置き場所に困りにくいしゃもじと、すぐにお米を量れるカップが最初からそろっているので、追加で準備するものはほとんどありません。

計量カップの容量も共通で、約180mL(約1合分)。いつもの感覚で量りながら、そのまま炊飯に進めることができます。

まず必要になる基本アイテムは、どちらのモデルを選んでも同じように手元にそろう、と考えておくと分かりやすいでしょう。

電力条件を踏まえて確認するなら

毎日使う家電だからこそ、どのくらい電気を使うのかも気になりますよね。使う回数が多いご家庭ほど、1回あたりの目安が積み重なって効いてきます

確認するときは、炊飯1回でどれくらいかかるのかという感覚と、1年通して使った場合の数値の両方を見るとイメージしやすくなります。ここからは、その2つに分けて順番に見ていきましょう。

1回の炊飯でどのくらい使う?

電気の使用量は、どのコースで炊くことが多いかによって受け取り方が変わってきます。

まず基準として見やすいのが、出荷時の設定になっているエコ炊飯です。この条件では、RZ-W100JMもRZ-W100GMも1回あたり153Whで共通しています。

普段は標準的な炊き方が中心という場合なら、まずはこの数値を目安にしてイメージできますね。

一方で、より食感にこだわりたいときに選ばれやすい「極上もちもち」になると、

RZ-W100JMは181Wh

RZ-W100GMは185Whになります。

しっかり炊き分けを楽しみたい日には、そのぶん消費電力量も少し上がる、という関係です。

なお、これらの数値はいずれも1.0L(5.5合)炊きタイプで0.54L(3合)を炊いた条件で測定されたものです。自分の家庭でどのコースをどれくらい使いそうかを思い浮かべながら見ると、日々の使い方に当てはめやすくなります。

年間で見るとどれくらい?

毎日使い続けた場合にどのくらい電気を使うのか、という目安として示されているのが年間消費電力量です。

RZ-W100JMは81.4kWh/年RZ-W100GMは81.3kWh/年となっていて、長い目で見たときの負担感はかなり近い数値になっています。

これは、単に炊飯した分だけではなく、保温している時間やタイマー予約で待機している時間なども含めて、日常の使い方を積み重ねた結果として計算されたものです。※1実際の暮らしに近いパターンを想定したうえでの目安、と考えるとイメージしやすくなります。

測定方法は省エネ法で定められた電気ジャー炊飯器の基準※2に沿っており、前提となる周囲温度などの条件も共通です。同じルールで並べた数字だからこそ、差の大きさもそのまま受け取れます。

こうして見ると、年間というスパンでは、どちらを選んでも電気代の感覚が大きく変わるほどの開きは出にくい設計だと判断しやすくなります。

※1 算出方法:1回または1時間当たりの「炊飯」「保温」「タイマー予約」「待機時」の消費電力量を測定し、年間当たりの回数・時間を乗じて合計した値。
※2 省エネ法に基づく区分名:電磁誘導加熱方式(最大炊飯容量0.99L以上1.44L未満)/IH方式5.5合クラス
※2 省エネ基準達成率:103%(両モデル共通)

RZ-W100JMとRZ-W100GMの仕様差を整理

ここまで見てきたポイントを、もう一度普段の使い方に当てはめながら整理していきます。

加熱のパワーという面では、RZ-W100JM最高1.5気圧・111℃まで対応しています。

RZ-W100GM最高1.3気圧・107℃が上限です。

より高いところまで引き上げられる余裕があるのはどちらか、という見方をすると違いがつかみやすくなります。

その一方で、圧力とスチームを組み合わせた炊き方や、内釜、断熱構造など、ごはんをおいしく仕上げるための土台は共通です。

少量炊飯については、どちらも0.5~2合まで対応し、「少量1合」「少量2合」という考え方も同じです。量の面では大きな差はありませんが、組み合わせられるコースが異なります。

RZ-W100JM極上コースに加えて快速も選べます。

RZ-W100GM極上コースに加えてエコ炊飯を組み合わせられる仕様です。

本体サイズ(幅24.8×奥行30.2×高さ23.4cm)や、ふたを開けたときの高さ、重さ約6.0kgも共通しています。

付属品も自立式しゃもじと計量カップがそろっており、設置や準備の感覚はほぼ同じと考えてよさそうです。

炊飯コースの種類や保温、予約といった日常的に使う機能も、大きくは変わりません。

こうして並べてみると、判断の分かれ目になりやすいのは、より高い圧力と温度の余裕を求めるかどうか、そして少量炊飯をどのコースと一緒に使いたいかという点に集まってきます。

普段よく使いそうなモードを思い浮かべながら考えると、自分に合うモデルが自然と絞り込みやすくなります。

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