AQUAの食器洗い乾燥機「ADW-L40B」と「ADW-L4」。
どちらも40点の食器を収納できるファミリー向けモデルですが、発売時期は約2年半離れており、給水方式や節水性能、省エネ性能などに違いがあります。
特に2026年発売のADW-L40Bは、タンク式給水に対応したことで、これまで食洗機を設置しにくかった家庭でも導入しやすくなりました。
一方で、ADW-L4にはUV除菌機能や自動ドアオープン機能など、現行モデルにはない便利機能が搭載されています。
そのため、
- 新型ADW-L40Bを選ぶべき?
- 型落ちのADW-L4でも十分?
- 価格差に見合う進化はある?
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ADW-L40BとADW-L4の違いを比較しながら、どんな人にどちらが向いているのかを分かりやすく解説します。
購入前にチェックしておきたいポイントを整理しているので、ぜひ参考にしてください。
先に結論!節水・省エネや工事不要設置を重視するならADW-L40B、機能や価格重視ならADW-L4

まず結論からお伝えします。
ADW-L40Bが向いている人
ADW-L40Bがおすすめなのは次のような人です。
- 工事不要で食洗機を導入したい人
- 賃貸住宅で使いたい人
- 水道代を抑えたい人
- 電気代を抑えたい人
- 最新モデルを選びたい人
ADW-L40Bの最大の特徴は、タンク式給水と分岐水栓式給水の両方に対応していることです。
分岐水栓工事なしでも使えるため、これまで食洗機の導入を諦めていた方でも設置しやすくなりました。
また、使用水量や消費電力量も見直されており、ランニングコストを重視する人にも向いています。
ADW-L4が向いている人
ADW-L4がおすすめなのは次のような人です。
- UV除菌機能を使いたい人
- 自動ドアオープン機能が欲しい人
- 型落ちモデルを安く購入したい人
- すでに分岐水栓環境が整っている人
ADW-L4は生産終了モデルですが、UV除菌機能や自動ドアオープン機能などの便利機能を搭載しています。
販売価格によってはコストパフォーマンスの高い選択肢になる可能性もあるため、価格重視で探している方は候補に入れておきたいモデルです。
ADW-L40BとADW-L4の違いを比較表でチェック
まずは両モデルの違いを一覧で確認してみましょう。
| 比較項目 | ADW-L40B | ADW-L4 (生産終了) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年5月13日 | 2023年9月13日 |
| カラー | ホワイト、ダークグレー | ホワイト |
| 給水方式 | タンク式、分岐水栓式 | 分岐水栓式 |
| 標準使用水量 | 約5.0L〜6.8L | 約10.5L |
| 製品質量 | 約17.5kg | 約20kg |
| 洗浄方式 | 回転ノズル噴射式 | 回転ノズル噴射式 固定ノズル噴射式 |
| 乾燥方式 | 温風乾燥、送風乾燥 | ヒーター乾燥、送風乾燥 |
| 運転音 | 約45dB | 約41〜42dB |
| 運転コース | 5コース+予約機能 | 4コース |
| 消費電力量 | 640Wh〜660Wh | 950Wh〜980Wh |
| UV除菌機能 | 記載なし | 搭載 |
| 自動ドアオープン機能 | 記載なし | 搭載 |
| 標準収納容量 | 40点 | 40点 |
比較表を見ると、ADW-L40Bは給水方式や節水性能、省エネ性能が大きく進化していることが分かります。
一方で、ADW-L4にはUV除菌機能や自動ドアオープン機能といった独自の便利機能が搭載されています。
そのため、「何を重視するか」で選び方が変わってきます。
ADW-L40B最大の進化は工事不要でも使える給水方式
今回の比較で最も大きな違いといえるのが給水方式です。
ADW-L4は分岐水栓式のみですが、ADW-L40Bはタンク式と分岐水栓式の両方に対応しています。
この違いは、設置のしやすさに大きく影響します。
タンク式給水とは?
タンク式給水は、本体に直接水を入れて使用する方式です。
ADW-L40Bには2.0Lの専用給水カップが付属しており、本体上部から給水できます。
内部タンクは約5.2Lで満水となり、満水になるとチャイムで知らせてくれる仕組みです。
分岐水栓の取り付け工事が不要なため、購入後すぐに使い始められるのが大きなメリットです。
また、引っ越しの予定がある方や、工事をしたくない方にも向いています。
↓タンク式給水・分岐水栓式給水が選べる。
分岐水栓式給水とは?
分岐水栓式給水は、水道の蛇口に専用の分岐水栓を取り付け、自動で給水する方式です。
毎回水を入れる必要がないため、日常的な使い勝手は非常に良好です。
ただし、導入時には分岐水栓の設置が必要になります。
すでに分岐水栓環境がある家庭であれば便利ですが、環境によっては工事費用や設置の手間が発生する場合があります。
↓分岐水栓式給水のみ対応。
賃貸住宅や工事できない環境でも使いやすくなった理由
ADW-L40Bの魅力は、利用環境を選びにくくなったことです。
従来のADW-L4は分岐水栓が前提だったため、設置環境によっては導入が難しいケースもありました。
しかしADW-L40Bなら、タンク式を選べば工事不要で使い始められます。
特に、
- 賃貸住宅
- 一人暮らし
- 引っ越しが多い人
- キッチン工事をしたくない人
にとっては大きなメリットです。
食洗機をより導入しやすくしたという点で、ADW-L40B最大の進化ポイントといえるでしょう。
節水性能はどれくらい進化した?
タイトルにもある通り、ADW-L40Bでは節水性能が大きく向上しています。
食洗機は毎日使う家電だからこそ、使用水量の違いは長く使うほど影響が大きくなります。
使用水量はどれくらい変わった?
ADW-L40Bの標準使用水量は、
- タンク式:約5.0L
- 分岐水栓式:約6.8L
です。
一方、ADW-L4は約10.5Lとなっています。
単純に数値を比較すると、ADW-L40Bの方が少ない水で洗浄できることが分かります。
特にタンク式使用時は、ADW-L4の半分程度の水量で運転できる点が特徴です。
毎日の使用で水道代に与える影響
1回あたりの差は小さく見えても、毎日使用することで差は積み重なります。
朝食後や夕食後に毎日使う家庭であれば、年間を通して見ると使用水量の差は無視できません。
もちろん実際の水道料金は地域や使用状況によって異なりますが、少ない水で洗浄できることは大きな魅力です。
また、環境負荷を抑えたい方にとっても節水性能の高さはメリットになるでしょう。
節水重視なら新型を選ぶ価値はある?
節水性能を重視するなら、ADW-L40Bを選ぶ価値は十分にあります。
特に、
- 毎日食洗機を使う家庭
- 水道代を少しでも抑えたい家庭
- ランニングコストを重視する人
には魅力的な進化ポイントです。
一方で、節水性能以外の機能や価格を重視する場合はADW-L4も候補になります。
次のパートでは、もう一つの大きな進化ポイントである「省エネ性能」について詳しく見ていきます。
省エネ性能はどこまで改善された?
ADW-L40Bは節水性能だけでなく、省エネ性能も向上しています。
食洗機は洗浄だけでなく乾燥工程でも電力を使用するため、消費電力量の違いはランニングコストに直結するポイントです。
毎日使う家電だからこそ、購入時の価格だけでなく、使い続けた場合のコストも確認しておきましょう。
消費電力量の違い
ADW-L40Bの消費電力量は、
- タンク式:640Wh
- 分岐水栓式:660Wh
です。
一方、ADW-L4は、
- 50Hz:950Wh
- 60Hz:980Wh
となっています。
数値を見ると、ADW-L40Bの方が消費電力量を抑えられていることが分かります。
特に毎日使用する家庭では、この差が積み重なることで電気代にも影響してきます。
ランニングコストへの影響
食洗機は長期間使う家電です。
そのため、本体価格だけでなく、
- 水道代
- 電気代
を含めたトータルコストで考えることが大切です。
ADW-L40Bは使用水量だけでなく消費電力量も抑えられているため、ランニングコストを意識する人にとって魅力的なモデルといえます。
一方で、ADW-L4は消費電力量が多めですが、その代わりに便利機能を搭載しています。
どちらを重視するかによって評価は変わるでしょう。
長く使う場合のメリット
食洗機は数年単位で使うケースが一般的です。
そのため、購入価格が多少高くても、
- 水道代を抑えたい
- 電気代を抑えたい
- 毎日使いたい
という人であれば、ADW-L40Bの省エネ性能は大きなメリットになります。
特に節水性能と省エネ性能の両方が改善されている点は、新型ならではの強みといえるでしょう。
洗浄方式の違いは?クワトロシャワー洗浄にも注目
食洗機選びでは、洗浄方式も気になるポイントです。
ADW-L40BとADW-L4はどちらも回転ノズルによる洗浄を採用していますが、ADW-L4には独自の「クワトロシャワー洗浄」が搭載されています。
クワトロシャワー洗浄とは?
クワトロシャワー洗浄は、ADW-L4の特徴的な洗浄方式です。
回転ノズルに加えて固定ノズルを組み合わせることで、多方向から高圧水流を当てて洗浄します。
メーカーでは、
「4カ所ノズルの高圧水流で汚れを弾き飛ばす」
と説明しています。
ADW-L4の洗浄性能を支える代表的な機能といえるでしょう。
回転ノズル噴射式の仕組み
回転ノズル噴射式は、ノズルが回転しながら水流を噴射する方式です。
ADW-L40Bでは上下のノズルが360度回転しながら高温・高圧水流を噴射します。
広範囲へ水流を届けられるため、効率的な洗浄が期待できます。
ADW-L4も同様に上ノズルと下ノズルを備えています。
どちらのモデルでも基本となる洗浄方式です。
固定ノズル噴射式の仕組み
固定ノズル噴射式は、決まった方向へ水流を噴射する方式です。
ADW-L4では背面に固定ノズルが配置されており、回転ノズルと組み合わせて使用します。
その結果、多方向から水流を当てられる構造になっています。
一方、ADW-L40Bの仕様では回転ノズル噴射式のみが記載されています。
洗浄方式だけを見ると、ADW-L4の方が独自性のある構成といえるでしょう。
乾燥方式と仕上がりの違いをチェック
食洗機は洗浄力だけでなく、乾燥の仕上がりも満足度に大きく影響します。
ADW-L40BとADW-L4では乾燥方式や使い方に違いがあります。
温風乾燥の特徴
温風乾燥は、温めた空気で食器を乾かす方式です。
ADW-L40Bでは「乾燥のみ」コースで温風乾燥を利用できます。
時間は、
- 1時間
- 2時間
- 3時間
から選択可能です。
手洗いした食器を乾燥させたいときや、追加乾燥したいときに便利です。
ADW-L4でも温風乾燥を利用でき、乾燥のみコースでは60分から300分まで設定できます。
送風乾燥の特徴
送風乾燥は、ヒーターを使わず風を送ることで乾燥を促す方式です。
ADW-L40Bでは各洗浄コースに送風乾燥が含まれています。
ADW-L4でも送風乾燥を選択でき、低温コースでは送風乾燥のみで運転します。
送風乾燥は省エネ性に優れる一方で、
- 食器が重なっている部分
- 糸底部分
- かごに接している部分
などに水滴が残る場合があります。
そのため、乾燥の仕上がりを重視する場合は温風乾燥との使い分けも重要です。
ADW-L4だけの便利機能は今でも魅力がある?
ADW-L40Bは節水性や省エネ性が進化したモデルですが、ADW-L4にも見逃せない特徴があります。
それが、
- UV除菌機能
- 自動ドアオープン機能
です。
これらの機能はADW-L40Bには搭載されていません。
UV除菌機能とは?
ADW-L4には、洗浄除菌の仕上げとしてUVライトを照射する機能があります。
乾燥工程中に約5分間UVライトを照射し、除菌をサポートします。
工場出荷時はオンになっていますが、必要に応じてオフにすることも可能です。
また、ドアを開けると自動で消灯する安全設計になっています。
衛生面を重視したい方には魅力的な機能といえるでしょう。
自動ドアオープン機能とは?
自動ドアオープン機能は、運転終了後にドアが自動で少し開く機能です。
庫内の湿気を逃がし、
- 再結露の抑制
- ニオイこもりの軽減
- 乾燥効果の向上
が期待できます。
食器をより自然に乾かしたい人にとって便利な機能です。
型落ちでも選ばれる理由になるのか
ADW-L4は生産終了モデルですが、
- UV除菌機能
- 自動ドアオープン機能
- クワトロシャワー洗浄
など、独自の魅力があります。
そのため、
「便利機能を重視したい」
という人にとっては、今でも十分に選択肢になるモデルです。
ADW-L40BとADW-L4の共通点
ここまで両モデルの違いを中心に見てきましたが、共通している部分もあります。
違いだけでなく共通点も把握しておくことで、自分にとって本当に重要なポイントが見えてきます。
収納容量はどちらも40点
ADW-L40BとADW-L4は、どちらも標準収納容量40点です。
家族分の食器をまとめて洗える容量が確保されているため、
- 2〜4人家族
- 共働き世帯
- 家事の時短をしたい家庭
にも使いやすいサイズ感です。
新型になったからといって収納力が大きく向上したわけではなく、基本的な使い勝手は共通しています。
本体サイズは共通
本体サイズも両モデル共通です。
- 幅550mm
- 奥行360mm
- 高さ500mm
そのため、
「ADW-L4を使っていて買い替える」
という場合でも、設置スペースについて大きく心配する必要はありません。
キッチンのレイアウトを変えずに導入しやすい点は安心材料といえるでしょう。
ファミリー向け食洗機としての基本性能
どちらも食器洗い乾燥機として必要な基本性能は備えています。
- 高温洗浄
- 乾燥機能
- 複数の洗浄コース
- 約40点収納
など、日常使いに必要な機能は共通しています。
そのため、最終的な判断は「設置性」「ランニングコスト」「便利機能」のどれを重視するかで決まるケースが多いでしょう。
価格差に見合う進化はある?新型と型落ちの価値を整理
新旧モデル比較で多くの人が気になるのが、
「新型を選ぶ価値はあるのか?」
という点です。
ここではADW-L40Bの進化ポイントと、ADW-L4に残る魅力を整理してみましょう。
ADW-L40Bで進化したポイント
ADW-L40Bで大きく進化したポイントは次の通りです。
- タンク式給水に対応
- 工事不要で設置可能
- 使用水量の削減
- 消費電力量の削減
- 本体重量の軽量化
- ダークグレー追加による2色展開
これにより、これまで設置条件がネックだった人でも導入しやすくなりました。
また、節水性能と省エネ性能も向上しているため、長期的なランニングコストを重視する人には魅力的な進化といえるでしょう。
ADW-L4に残る強み
一方で、ADW-L4にも強みがあります。
主なポイントは次の通りです。
- UV除菌機能
- 自動ドアオープン機能
- クワトロシャワー洗浄
- 分岐水栓による自動給水
特にUV除菌機能と自動ドアオープン機能は、現行モデルのADW-L40Bには記載がありません。
そのため、
「少しでも衛生面を重視したい」
「乾燥後の結露対策を重視したい」
という人には魅力的なポイントです。
価格差を見るときの考え方
価格差を見るときは、本体価格だけで判断しないことが大切です。
例えば、
- 毎日使う
- 長期間使う
- 工事なしで導入したい
という人なら、ADW-L40Bのメリットは大きくなります。
一方で、
- 分岐水栓環境がすでにある
- UV除菌機能が欲しい
- 型落ち価格で購入できる
という人なら、ADW-L4も十分魅力的です。
どちらが得かは、価格差だけでなく使い方によって変わると考えておきましょう。
あなたに合うのはどっち?目的別の選び方
ここまでの内容を踏まえて、どちらが向いているのかを目的別に整理します。
工事不要で導入したい人
工事不要で使いたいならADW-L40Bがおすすめです。
タンク式給水に対応しているため、分岐水栓工事をしなくても使用できます。
特に、
- 賃貸住宅
- 一人暮らし
- 引っ越し予定がある人
には大きなメリットです。
水道代や電気代を抑えたい人
ランニングコストを重視するならADW-L40Bが向いています。
使用水量と消費電力量の両方が改善されているため、長く使うほどメリットを感じやすいでしょう。
毎日食洗機を使う家庭ほど、新型の恩恵を受けやすいといえます。
UV除菌や便利機能を重視したい人
便利機能を重視するならADW-L4も魅力的です。
特に、
- UV除菌機能
- 自動ドアオープン機能
はADW-L4ならではの特徴です。
機能面を優先するなら、型落ちでも十分検討する価値があります。
価格重視で選びたい人
価格重視なら、ADW-L4の販売価格を確認してみるのがおすすめです。
生産終了モデルのため、販売店によってはお得な価格で販売されている可能性があります。
ただし、価格差が小さい場合は、
- 工事不要で使える
- 節水性能が高い
- 省エネ性能が高い
というADW-L40Bのメリットが大きくなります。
購入時は価格だけでなく、使いやすさやランニングコストも合わせて比較しましょう。
ADW-L40BとADW-L4の違いまとめ
AQUAの食器洗い乾燥機「ADW-L40B」と「ADW-L4」を比較すると、最も大きな違いは給水方式です。
ADW-L40Bはタンク式と分岐水栓式の両方に対応しており、工事不要で導入できるようになりました。
さらに、
- 使用水量の削減
- 消費電力量の削減
も実現しており、節水性能と省エネ性能が大きく向上しています。
一方でADW-L4には、
- UV除菌機能
- 自動ドアオープン機能
- クワトロシャワー洗浄
といった独自の魅力があります。
最後に選び方をまとめると、
ADW-L40Bがおすすめな人
- 工事不要で使いたい
- 賃貸住宅で使いたい
- 水道代や電気代を抑えたい
- 最新モデルを選びたい
ADW-L4がおすすめな人
- UV除菌機能を使いたい
- 自動ドアオープン機能が欲しい
- 型落ちモデルを安く購入したい
- 分岐水栓環境が整っている
という結果になりました。
節水性・省エネ性・設置しやすさを重視するならADW-L40B、便利機能や価格を重視するならADW-L4を検討してみてください。

