2025年3月発売の従来モデルDEEBOT T50 OMNIと、2026年3月発売の新モデルT50S OMNI。
基本的な仕組みは共通しているため、「新しいモデルのほうがいいのか」「自分の使い方なら従来モデルで十分なのか」と迷いますよね。
違いは、次のポイントで整理すると分かりやすくなります。
- 主な違い(吸引力・稼働面積・清掃音)
- 機能や仕様の違い(毛絡み防止・水拭き・障害物回避・操作)
- 共通している機能と仕様
この記事では、それぞれの違いと共通点を順番に整理しながら、「自分にはどちらが合うのか」を判断しやすい形でまとめていきます。
【DEEBOT】T50 OMNIとT50S OMNIの違いをサッと確認
DEEBOT T50 OMNIとT50S OMNIの違いは、掃除のパワーや対応できる広さといった基本性能から、細かな使い勝手に関わる部分まで幅広くあります。
まずは全体の違いをざっくりつかみながら、「自分の使い方だとどちらが合いそうか」をイメージしつつ見ていきましょう。
主な違い(吸引力・稼働面積・清掃音)
DEEBOT T50 OMNIとT50S OMNIの違いを、まずは全体感がつかめるように整理していきます。
どちらが新しいモデルかだけでなく、「掃除のパワー感」や「どのくらいの広さまで任せられるか」など、自分の使い方に合いそうかをイメージしながら見てみてください。
主な違いである、吸引力・稼働面積・清掃音の違いはこのようになっています。
| 項目 | DEEBOT T50 OMNI | DEEBOT T50S OMNI |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年3月6日 | 2026年3月20日 |
| 最大吸引力 | 15,000Pa | 25,000Pa |
| 最大稼働面積 | 約200㎡(静音モード) | 約300㎡(静音モード) |
| 清掃音 | 70dB | 63dB |
数値だけ見ると違いが分かりにくいですが、実際の使い方で考えると少しイメージしやすくなります。
例えば、しっかりゴミを吸い切りたい方やカーペットが多いご家庭なら、25,000PaのT50S OMNIのほうが安心感があります。
また、家全体を一気に任せたい場合は、最大約300㎡まで対応できるT50S OMNIが向いています。一方で、そこまで広くない住まいであれば、T50 OMNIでも十分カバーできるケースが多いです。
運転音についても、63dBのT50S OMNIのほうがやや静かなので、「在宅中でも気になりにくいか」を重視するかどうかも選ぶポイントになりそうです。
機能や仕様の違い(毛絡み防止・水拭き・障害物回避・操作)
続いて、掃除の仕方や動き方に関わる違いです。日々の使い勝手やストレスの少なさに影響する部分なので、ここもチェックしておきたいポイントです。
| 項目 | DEEBOT T50 OMNI | DEEBOT T50S OMNI |
|---|---|---|
| 毛絡み防止 | ZeroTangle 2.0(トリプルV字構造) | ZeroTangle 3.0(絡まり最大0%抑制) |
| モップ洗浄温度 | 70℃ | 最大75℃ |
| 障害物回避 | AIVI 3D (AI物体認識&回避技術) | AIVI 3D(AI物体認識&回避技術)+線レーザー |
例えば、髪の毛やペットの毛が気になる場合は、絡まりをより抑えるZeroTangle 3.0を搭載したT50S OMNIのほうが、お手入れの手間を減らしやすいです。
また、障害物回避も強化されているため、床に物が置かれがちなご家庭や、小物・コード類が多い環境では、よりスムーズに掃除が進みやすくなっています。
水拭きについてはどちらもOZMO Turbo 2.0を採用しているため、基本的な拭き取り性能は同じですが、モップ洗浄温度が最大75℃まで上がるT50S OMNIのほうが、より清潔さを重視したい方には安心感があります。
共通している機能と仕様
ここまで違いを見てきましたが、掃除の基本的な仕組みや使い勝手は共通しているので、「最低限ここはできてほしい」という部分はしっかり押さえられています。
| 項目 | DEEBOT T50 OMNI【旧】 | DEEBOT T50S OMNI【新】 |
|---|---|---|
| 水拭きシステム | OZMO Turbo 2.0(加圧回転式) | OZMO Turbo 2.0(加圧回転式) |
| エッジ清掃 | TruEdge 2.0(1mm以内) | TruEdge 2.0(約1mm) |
| マッピング | TrueMapping 2.0 | TrueMapping 2.0 |
| モップリフト | 最大9mm | 最大9mm |
| 本体高さ | 81mm | 81mm |
| バッテリー容量 | 5,200mAh | 5,200mAh |
| ダストボックス容量 | 260mL | 260mL |
| 水タンク容量 | 4L(上水/下水) | 4L(上水/下水) |
| 乾燥機能 | 45℃ | 最大45℃ |
たとえば水拭きは、どちらもOZMO Turbo 2.0(加圧回転式)を採用しているので、しっかりこすり洗いするような拭き取りが可能です。フローリングの皮脂汚れやベタつきが気になる方でも、この点はどちらを選んでも安心できます。
また、TruEdge 2.0によって壁際や家具のきわまで寄って掃除できたり、TrueMapping 2.0で部屋の形を把握しながら効率よく動いたりと、「ちゃんと任せられる動き」は共通しています。
本体の高さも81mmで同じなので、ソファやベッド下に入りやすいかどうかも変わりません。段差についても、最大9mmのモップリフトに対応しているため、ラグの上に乗っても濡らしにくい設計です。
さらに、バッテリー容量(5,200mAh)やダストボックス(260mL)、水タンク(4L)といった容量面も同じなので、「途中で止まりやすいか」「頻繁に手入れが必要か」といった使い勝手のベース部分に差はありません。
このように、日常的な掃除を任せるうえでの基本性能はどちらもほぼ同じです。
そのため、「よりパワーを求めたい」「静かさや精度にしっかりこだわりたい」といったポイントをそこまで重視しない場合は、旧モデルであるDEEBOT T50 OMNIのほうが、コストと性能のバランスを取りやすい選択になりそうです。
掃除性能の主な違い(吸引力・対応できる広さ・運転音)
掃除の仕上がりに関わる部分では、ゴミをどれだけしっかり吸えるかや、一度にどのくらいの広さを任せられるか、運転中の音の感じ方などに違いがあります。
日常の使い方をイメージしながら、「自分にとってどれが気になるポイントか」を意識して見ていくと、選びやすくなります。
吸引力の違い(15,000Pa/25,000Pa)
掃除性能の中でも、仕上がりに直結しやすいのがゴミを吸い取る力です。この点でDEEBOT T50 OMNIとT50S OMNIを比べると、吸引力の数値に違いがあります。
DEEBOT T50 OMNIは最大15,000Pa、DEEBOT T50S OMNIは最大25,000Paとなっており、数値だけ見ても吸い取る力に差があることが分かります。
どちらも十分にパワーはありますが、T50 OMNIが「しっかり掃除できるレベル」だとすると、T50S OMNIは「より強い力で一気に吸い切る余裕がある」といったイメージです。
実際の使い方で考えると、フローリング中心で軽いゴミが多い場合や、日常的にこまめに掃除するスタイルなら、15,000Paでも困る場面はほとんどありません。
一方で、カーペットが多いご家庭や、ペットの毛・細かいホコリまでしっかり取り切りたい場合は、25,000Paのほうが安心感があります。
このように、同じ「吸引力」という項目でも、どこまでしっかり吸い切りたいかによって感じ方が変わります。自分の部屋の環境や、掃除に求める仕上がりをイメージしながら選ぶと、違いが判断しやすくなります。
最大稼働面積の違い(200㎡/300㎡)
掃除性能の中でも、「一度でどこまで任せられるか」に関わるのが最大稼働面積です。この点でDEEBOT T50 OMNIとT50S OMNIを比べると、対応できる広さに違いがあります。
DEEBOT T50 OMNIは約200㎡、DEEBOT T50S OMNIは約300㎡とされており、どちらも静音モード時の目安ですが、同じ条件で見ても一度にカバーできる範囲に差があることが分かります。
実際の使い方で考えると、部屋数が多い家やワンフロアが広い間取りの場合は、より広い範囲をまとめて任せられるT50S OMNIのほうが効率よく感じやすいです。途中で充電に戻る回数も抑えやすくなります。
一方で、一般的な広さのマンションや戸建てであれば、約200㎡に対応しているT50 OMNIでも十分カバーできるケースが多く、「一通り掃除できればOK」という使い方であれば大きな不便は感じにくいでしょう。
このように、最大稼働面積の違いは「どのくらいの広さを一気に任せたいか」に関わってきます。自宅の広さや掃除スタイルをイメージしながら見ると、自分に合う方が選びやすくなります。
清掃音の違い(70dB/63dB)
掃除性能の中でも、使っているときの快適さに関わるのが動作音です。この点でDEEBOT T50 OMNIとT50S OMNIを比べると、清掃音の数値に違いがあります。
DEEBOT T50 OMNIは70dB、DEEBOT T50S OMNIは63dBとされており、同じ基準で見ても動作時の音の大きさに差があります。
実際の使い方で考えると、日中に外出中だけ動かす場合や、音をあまり気にしない環境であれば、70dBでも大きな問題になることは少ないです。
一方で、在宅中に使いたい場合や、できるだけ静かに動いてほしいと感じる方にとっては、63dBのT50S OMNIのほうが負担を感じにくい場面が増えます。
このように、清掃音の違いは「どのタイミングで使うか」や「どれくらい音を気にするか」によって印象が変わります。自分の生活スタイルに合わせて考えると、どちらが合うか判断しやすくなります。
掃除の仕組みや動作の違い(毛絡み防止・水拭き・障害物回避)
掃除の進め方に関わる部分では、ブラシの絡みにくさや水拭きの仕上がり、障害物を避けながら動く精度などに違いがあります。
実際に使うシーンをイメージしながら、「ストレスなく任せられそうか」という視点で見ていくと、それぞれの特徴が分かりやすくなります。
毛絡みを抑える仕組みの違い(ZeroTangle 2.0/3.0)
ブラシまわりについては、どちらも髪の毛やペットの毛が絡みにくいように工夫された構造になっていますが、採用されている仕組みの世代に違いがあります。
DEEBOT T50 OMNIはZeroTangle 2.0、DEEBOT T50S OMNIはZeroTangle 3.0を搭載しており、どちらもトリプルV字構造をベースにしています。
髪の毛を持ち上げるブラシ、中央に集めるスパイラルブラシ、絡まりをほぐすコーム構造といった仕組みで、ブラシに毛が溜まりにくいよう設計されています。
実際の使い方で考えると、どちらも「毎回ブラシにびっしり毛が絡む」といったストレスは感じにくいレベルですが、T50S OMNIはさらに改良されており、毛の絡まりを最大0%まで抑える設計になっています。
そのため、髪の毛が長い方がいる家庭や、ペットの抜け毛が多い環境では、より手入れの手間を減らしやすいのはT50S OMNIです。
一方で、そこまで毛の量が多くない場合は、T50 OMNIでも十分使いやすいと感じるケースが多いでしょう。
モップ洗浄と水拭きの仕様(70℃/75℃・OZMO Turbo 2.0)
水拭きまわりについては、「どれだけきれいに拭けるか」に加えて、「モップをどれだけ清潔に保てるか」という点にも違いがあります。
まず、ステーション側のモップ洗浄を見ると、DEEBOT T50 OMNIは70℃の温水、T50S OMNIは最大75℃の熱水で自動洗浄を行います。
どちらも高温でしっかり洗える点は共通していますが、T50S OMNIのほうがやや高い温度で洗浄できる設計になっています。
実際の使い方で考えると、皮脂汚れやベタつきが気になる床をよく拭く場合や、衛生面をしっかり保ちたい方にとっては、少しでも高温で洗えるT50S OMNIのほうが安心感があります。
一方で、本体側の水拭きの仕組みはどちらもOZMO Turbo 2.0を採用しており、回転するモップでこすり洗いするような拭き取りができる点は同じです。水を補給しながら動く構造も共通しているため、日常的な汚れを落とす性能自体に大きな差はありません。
このように、水拭きに関しては「拭き取りの仕上がり」はどちらも大きく変わらず、「モップをどれだけ清潔に保ちたいか」という部分で選び方が分かれやすいポイントになっています。
障害物回避の仕組み(AIVI 3D/TrueDetect 3D)
障害物を避けながら進む仕組みについては、「どれくらい安心して任せられるか」に関わる部分で違いがあります。
DEEBOT T50 OMNIはAIVI 3D(AI物体認識&回避技術)を搭載しており、複数のセンサーを使って家具や小物を認識しながら進みます。
日常的な環境であれば、ぶつかりにくくスムーズに動いてくれる設計です。
一方でDEEBOT T50S OMNIはTrueDetect 3Dを採用しており、構造化赤外線で物体の形や奥行きをより細かく捉える仕組みになっています。
さらにAIVI 3Dに加えて線レーザーも組み合わせているため、複数の方法で周囲を確認しながら進める構成です。
実際の使い方で考えると、床に物が置かれがちな部屋や、コード・小物などをしっかり避けてほしい場合は、より細かく検知できるT50S OMNIのほうが安心感があります。
ただし、どちらもLiDARモジュールや各種センサーを備えているため、基本的なマッピングや障害物回避の性能は十分です。大きな家具が中心でシンプルな間取りであれば、T50 OMNIでもストレスなく使える場面が多いでしょう。
このように、障害物回避の違いは「どこまで細かく避けてほしいか」や「部屋の中の物の多さ」によって感じ方が変わるポイントになっています。
壁際や部屋全体の動作(TruEdge 2.0・TrueMapping 2.0)
壁際や部屋全体の動きについては、どちらも「できるだけすみまできれいにする」という考え方は共通しています。
まず壁際の掃除では、両モデルともTruEdge 2.0(アダプティブエッジクリーニング)を採用しており、壁との距離を約1mmに保ちながら動く設計です。
すき間を残しにくく、端までしっかり掃除してくれる点はどちらも同じです。
そのうえで細かな違いとして、DEEBOT T50 OMNIは伸縮性のあるサイドブラシ、T50S OMNIはコーナーまで届きやすいサイドブラシを採用しています。
どちらも壁際や角のゴミをかき出すための仕組みですが、「どこまで届かせるか」というアプローチに違いがあります。
実際の使い方で考えると、家具のすき間や角に細かいゴミが溜まりやすい環境では、より奥まで届きやすいT50S OMNIのほうが取り残しを減らしやすいです。
一方で、一般的な間取りであれば、T50 OMNIでも十分にカバーできるケースが多いでしょう。
また、部屋全体の動きについては、どちらもTrueMapping 2.0とdToF LiDARを使って空間を把握しながら効率よく掃除を進めます。
自動清掃だけでなく、エリア指定やカスタム設定にも対応しているため、「どこをどの順番で掃除するか」といった使い方の自由度も共通しています。
このように、基本的な動きや考え方は同じですが、細かなブラシの違いによって「どこまできっちり掃除したいか」で選びやすくなっています。
共通している機能と仕様
ここでは、両モデルに共通している掃除の仕組みや基本的な仕様を見ていきます。
違いだけでなく、「どちらを選んでもできること」を押さえておくと、自分にとって必要なポイントが整理しやすくなります。
掃除の基本構造(OZMO Turbo 2.0・TruEdge 2.0・TrueMapping 2.0)
両モデルの掃除の仕組みは、大きく見ると「水拭き」「壁際の掃除」「部屋全体の動き」の3つに分けて考えることができます。
まず水拭きについては、どちらもOZMO Turbo 2.0を採用しており、回転するモップでこすり洗いするように汚れを落としていきます。
掃除しながら水を補給する仕組みも同じなので、フローリングのベタつきや皮脂汚れをしっかり拭き取りたい場面でも、どちらを選んでも安心して任せられます。
次に壁際の掃除では、TruEdge 2.0(アダプティブエッジクリーニング)を搭載しており、サイドブラシやモップを使って壁や家具のきわまで寄って掃除できる設計です。
部屋のすみや角にゴミが残りにくい点も共通しています。
そして部屋全体の動きについては、TrueMapping 2.0によるマッピング走行に対応しており、空間を把握しながら効率よくルートを組み立てて掃除を進めます。
無駄に同じ場所を行き来しにくく、スムーズに掃除が終わる点もどちらも同じです。
このように、掃除の基本的な流れやできることは両モデルでほぼ共通しています。「どちらを選んでもここまではできる」という前提を押さえておくと、そのうえでの違いも見えやすくなります。
カーペット検知時のモップリフト動作(最大9mm)
両モデルとも、フローリングとカーペットが混在している部屋でも、そのまま任せられるような仕組みになっています。
カーペットを検知すると、自動でモップを持ち上げて水拭きを止め、そのまま吸引だけの掃除に切り替わります。
いちいち設定を変えたり、エリアを分けたりしなくても、床の種類に合わせて動いてくれるのが特徴です。
モップの持ち上がる高さはどちらも最大9mmとなっており、一般的なカーペットであれば濡らさずに掃除を進めやすい設計です。ラグやカーペットを敷いている家庭でも、気にせず使いやすいポイントになっています。
また、カーペットの認識には超音波センサーを使っており、位置や範囲を把握しながら動作を切り替えます。部屋の中に複数のラグがある場合でも、それぞれに合わせて自動で対応してくれます。
このように、カーペット上での動きについては両モデルとも共通しており、「床材の違いを気にせずそのまま任せられる」という使い方ができる点はどちらも同じです。
本体サイズと高さ(高さ81mm)
DEEBOT T50 OMNIとDEEBOT T50S OMNIは、どちらも本体の高さが81mmに揃えられており、薄型設計という点は共通しています。
この高さであれば、ソファやベッドの下など、手が届きにくい場所にも入りやすく、「いつもホコリが溜まりがちな場所も任せたい」という使い方でも安心です。
どちらを選んでも、この点で使い勝手に差を感じることはほとんどありません。
また、薄型でありながら内部にセンサー類をしっかり組み込んだ構造になっているため、「薄いから機能が制限される」といった心配も不要です。
このように、本体サイズに関しては両モデルで違いはなく、「家具の下までしっかり掃除できるか」という点はどちらも同じ感覚で使える仕様になっています。
バッテリー容量と本体ダストボックス容量(5,200mAh・260mL)
DEEBOT T50 OMNIとDEEBOT T50S OMNIは、バッテリー容量がどちらも5,200mAh、ダストボックスも260mLと、本体まわりの基本スペックは共通しています。
バッテリー容量は「どれくらい連続で掃除できるか」の目安になりますが、この点はどちらも同じ条件なので、途中で止まりやすさや稼働時間に大きな差を感じることはほとんどありません。
また、ダストボックスの容量も同じため、ゴミがどれくらい溜まるかや、どのくらいの頻度で捨てる必要があるかといった使い勝手も変わりません。
日常的な手入れの感覚はどちらも同じように考えておけます。
このように、本体内部の容量まわりは両モデルで揃っているため、「どちらがラクに使えるか」といった点で迷う必要はなく、選び分けの大きな判断材料にはなりにくい部分です。
ステーションの水タンク容量と乾燥機能(4L/45℃)
DEEBOT T50 OMNIとDEEBOT T50S OMNIは、ステーションまわりの使い勝手もほぼ同じです。
水タンク容量はいずれも4L(上水/下水)となっており、給水や排水の頻度も同じ感覚で使えます。
実際の使い方で考えると、「どのくらいの頻度で水を補充するか」「どのタイミングで汚水を捨てるか」といった日常の手間は、どちらを選んでも大きく変わりません。
また、モップの乾燥もどちらも約45℃の温風で行われるため、洗浄後のモップをそのまま放置できる点も共通しています。使い終わったあとに手動で乾かす必要がないので、衛生面と手軽さのバランスが取りやすい仕様です。
さらに、水タンクは清水と汚水を分けて管理する構造になっており、本体への給水も自動で行われます。掃除のたびに水を入れ替える必要がなく、「セットしておけばある程度任せられる」使い方ができる点も同じです。
このように、ステーションまわりの構成や日常の運用は両モデルでほぼ共通しているため、この部分でどちらを選ぶか迷う必要はあまりないポイントです。
主な違いと共通点を整理
ここまでの内容をふまえて、両モデルの違いと共通点を整理しながら、「自分の使い方だとどこが決め手になりそうか」を分かりやすく見ていきます。
主な違い(吸引力・最大稼働面積・清掃音)の整理
DEEBOT T50 OMNIとT50S OMNIの違いは、大きく見ると「吸引力・一度に任せられる広さ・運転中の音」の3つに集約されます。
まず吸引力は、T50 OMNIが15,000Pa、T50S OMNIが25,000Paです。
フローリング中心で日常的に掃除するならどちらでも十分ですが、カーペットが多い場合や、細かいゴミまでしっかり取り切りたい場合は、よりパワーに余裕のあるT50S OMNIのほうが安心です。
次に稼働面積は、T50 OMNIが約200㎡、T50S OMNIが約300㎡(いずれも静音モード)となっています。
一般的な広さの住まいであればT50 OMNIでもカバーできますが、部屋数が多い場合や広い空間を一度に任せたい場合は、T50S OMNIのほうが効率よく使えます。
また清掃音は、T50 OMNIが70dB、T50S OMNIが63dBです。
外出中に使うことが多いなら大きな差は感じにくいですが、在宅中に使いたい場合や音が気になりやすい環境では、より静かなT50S OMNIのほうが使いやすいと感じやすいです。
この3つを踏まえると、「パワーや広さ、静かさまでしっかり求めたいか」、それとも「日常使いとして十分な性能でコストも抑えたいか」で選び方が分かれてきます。
自分の住まいや使い方に照らし合わせながら、どちらのバランスが合っているかで考えると選びやすくなります。
共通している仕様(バッテリー・ダストボックス・水タンクなど)
DEEBOT T50 OMNIとT50S OMNIは、掃除の仕組みや本体・ステーションの基本仕様が広く共通しており、「できること」のベースはほとんど同じです。
まず掃除機能では、どちらもOZMO Turbo 2.0(回転モップによる水拭き)、TruEdge 2.0(壁際清掃)、TrueMapping 2.0(マッピング走行)を搭載しています。
水拭き・壁際・部屋全体の動きまで一連の流れは共通しているため、「一通りしっかり任せたい」という使い方で困ることはありません。
また、カーペットを検知すると最大9mmのモップリフトで自動的に持ち上げ、吸引に切り替える動きも同じです。
フローリングとカーペットが混在していても、そのまま任せられる使い勝手になっています。
本体サイズもどちらも高さ81mmの薄型設計で、ソファやベッド下などにも入りやすい点は共通です。「届きにくい場所まで掃除したい」という場面でも差はありません。
さらに、バッテリー容量は5,200mAh、ダストボックスは260mLと、本体まわりの容量も同じです。どれくらい連続で使えるかや、ゴミ捨ての頻度といった感覚も変わらず、普段の使い方に違いは出にくい部分です。
ステーション側も、水タンクは4L(上水/下水)で共通しており、給水や排水のタイミングも同じように考えられます。モップの乾燥も約45℃の温風で行われるため、使い終わったあとの手間も変わりません。
このように、掃除の基本性能から日常の使い勝手まで多くの部分が共通しているため、「どちらでも同じように使える範囲」を前提にしたうえで、違いがあるポイントに注目して選ぶと判断しやすくなります。
掃除機能と仕様差の全体像
両モデルは、水拭き・壁際清掃・マッピングといった掃除の基本構造や、日常の使い勝手に関わる部分はほぼ共通しています。
そのため、「どちらを選んでも普段の掃除はしっかり任せられる」という前提で考えることができます。
そのうえで違いが出てくるのは、吸引力や稼働面積、障害物回避といった細かな性能面です。
基本はどちらも同じように使える中で、「どこまで余裕や快適さを求めるか」で選び方が分かれてきます。
より高い吸引力(25,000Pa)でしっかり取り切りたい場合や、広い範囲(約300㎡)を一度に任せたい場合、さらに運転音の静かさ(63dB)も重視したい場合は、DEEBOT T50S OMNIのほうが合いやすいです。
一方で、そこまでの広さやパワーを求めず、「日常的にきれいを保てれば十分」という使い方であれば、DEEBOT T50 OMNIでも同じように快適に使えるケースが多いでしょう。
このように、「より広く・強く・静かに」を求めるか、それとも「基本性能でバランスよく使えれば十分か」を基準に考えると、自分の使い方に合うモデルが見えてきます。
