VC-PM9とVC-PM7A、正直どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。見た目や価格だけだと違いが分かりにくく、「実際に使ったらどうなんだろう?」と気になる方も多いと思います。
この記事では、掃除の仕方や普段の生活シーンをイメージしながら、「自分にはどっちが合いそうか」を判断しやすくなるポイントを整理していきます。
今の掃除スタイルを思い浮かべつつ、読み進めてみてくださいね。
まず押さえたい|VC-PM9とVC-PM7Aの基本仕様の共通点
VC-PM9とVC-PM7Aには、日常の掃除で共通して感じやすい使い勝手の特徴があります。
まずは、持ち運びや掃除動作、日々の扱いやすさに関わるポイントから整理していきます。
部屋から部屋へ持ち運ぶときの扱いやすさ(本体2.3kg・サイズ共通)
VC-PM9とVC-PM7Aは、本体の重さがどちらも2.3kgで共通しています。
電源コード込みの重量なので、部屋から部屋へ持ち運ぶときに感じる重さは、どちらを選んでもほぼ同じイメージです。「軽すぎず重すぎず、片手で持てるかどうか気になる」という方でも、感覚の差を心配する必要はなさそうです。
サイズも幅210×奥行323×高さ194mmと同じため、収納場所から取り出したり、掃除の途中で持ち替えたりする場面でも、扱いやすさに違いはありません。
押し入れやクローゼットにしまうときの収まり具合も、どちらもほぼ同条件で考えられます。
ホースや延長管、ヘッドを付けた状態では、VC-PM9が3.7kg、VC-PM7Aが3.6kgとわずかに差がありますが、実際に持ち上げる場面では本体部分を持つことが多いため、体感としてはほとんど変わらないでしょう。
「階段を運ぶときに負担にならないか」「掃除中に何度も持ち上げるのが大変そう…」と不安な方でも、大きな差は感じにくい設計です。
公式でも「階段など小さな本体で移動もお掃除もラクラク」とされており、持ち運びやすさを意識した作りになっています。持つときはハンドル部分を使うよう案内されているので、自然と安定して運べる形です。
ただし、スタンドに立てたまま運ぶとストッパーが外れる可能性があるため、その点は注意が必要です。また、本体を引いて移動させる場合も、勢いよく引っ張らず、軽く動かすよう推奨されています。日常使いでは「丁寧に扱えば安心」といったイメージですね。
このように、重さやサイズはほぼ同じ条件で作られているため、持ち運びのしやすさは両モデルとも似た感覚です。
掃除場所を移動することが多い方でも、自分の生活動線に合うかどうかイメージしながら検討しやすいポイントと言えるでしょう。日常的に移動させても負担になりにくい点は大きなメリットです。
家具の下を掃除したいときの使いやすさ(床ピタ設計・約6.5cm)
VC-PM9とVC-PM7Aは、どちらも「床ピタ設計」を採用しています。
ヘッドが約6.5cmのすき間まで入り込めるので、ソファやベッドの下など「普段なかなか手が届かない場所も掃除したい」という方には、心強い仕様です。
ハンドルを倒してもヘッドが床から浮きにくいため、前かがみにならなくても自然な姿勢で奥までスッと入り込んでくれます。低い場所を掃除するときは手元を下げて操作し、さらに奥まで入れたいときは少しひねるように動かすだけなので、コツをつかめば無理なく使えそうです。
家具の下を掃除するときは、スタンドストッパーが床や家具に当たらないよう注意する必要がありますが、これはどちらの機種でも共通のポイントです。「気づいたら家具にガツン…」となりにくいよう、ゆっくり動かす意識があると安心ですね。
このように、両モデルとも低い場所を掃除しやすい構造になっているため、ベッド下や棚の下など、ホコリがたまりやすい場所をこまめに掃除したい方に向いていると言えそうです。低いすき間までしっかり届く点は大きな魅力です。
紙パック式を使うときの扱いやすさ(シール弁付紙パック)
VC-PM9とVC-PM7Aは、どちらも「シール弁付紙パック」タイプを採用しています。
ゴミが舞いにくい構造なので、「捨てるときにホコリが気になる…」という方でも安心しやすい仕様です。
使える純正紙パックは「VPF-5」「VPF-6」で、「VPF-7」も対応しています。集じん容量は1.2Lと共通なので、ゴミのたまり具合も両機種で大きな差はありません。
紙パックの交換は、まずホースを外して本体のふたを開けるところからスタートします。
いっぱいになった紙パックは、ボール紙部分をつまんで取り出すだけなので、手を汚しにくいのが嬉しいポイントです。新しい紙パックも、溝に差し込んでフックに掛けるだけのシンプルな仕組みなので、「機械操作が苦手…」という方でも戸惑いにくそうです。
また、紙パックがきちんと付いていないと、ふたが閉まらない構造になっています。「ちゃんとセットできているか不安…」という心配が減るのは安心材料ですね。
ただし、ボール紙部分を折ったり曲げたりするとゴミ漏れの原因になるため、形を保ったまま扱う必要があります。純正以外の紙パックを使うと、うまく密閉されずにゴミが漏れる可能性もあるため、注意が必要です。
なお、VC-PM9とVC-PM7Aはどちらも購入時に「シール弁付紙パック」が1枚付属しています。
紙パック式の「捨てるときのラクさ」を重視したい方や、ゴミに触れず処理したい方に向いているタイプと言えそうです。衛生面を重視したい方には大きなメリットです。
ヘッドの違いで何が変わる?掃除の感覚の差
VC-PM9とVC-PM7Aでは、搭載されているヘッドのタイプが異なります。
ここでは、掃除の進め方やお手入れの仕方にどう影響するかを、使う場面ごとに整理していきます。
力を入れずに進めたいとき(自走式・からみレスブラシ|VC-PM9)
VC-PM9には、モーターの力でヘッドがスッと前に進む「自走式」のからみレスカーボンヘッドが搭載されています。
軽く押すだけで前へ進んでくれる感覚なので、「腕の力に自信がない」「長時間の掃除は疲れる…」という方でも、負担を感じにくい設計です。
ヘッド内部のブラシには、特殊な編み込み加工が施された「からみレスブラシ」が使われています。髪の毛やペットの毛が根元に絡みにくいため、「掃除のたびにハサミで切るのが面倒…」と感じている方には嬉しいポイントです。
お手入れの手間をできるだけ減らしたい方に向いています。
一方VC-PM7Aは、自走式ではなくエアー式の「フローリングターボヘッド」を採用しています。
掃除機をかけると風の力でブラシが回転し、床に置いている間だけ動く仕組みです。持ち上げると自動で回転が止まるため、「安全面が気になる」という方でも安心して使えます。
そのため、VC-PM9は「できるだけ軽い力でラクに掃除したい」「毛絡みの手入れを減らしたい」という方に向いています。
一方VC-PM7Aは、「シンプルな構造で十分」「自分のペースでしっかり押して掃除したい」という方に合いそうです。使い方の好みによって選び分けしやすい点は大きなメリットです。
フローリングとじゅうたん両方を掃除したいとき(ターボヘッド|VC-PM7A)
VC-PM7Aには、エアー式の「フローリングターボヘッド」が搭載されています。
掃除機を床に置くと風の力でブラシが回り、持ち上げると自動で止まる仕組みなので、「うっかり触ってしまいそう…」という場面でも安心して使えます。
フローリングはもちろん、じゅうたんにも対応しているため、「リビングはフローリング、寝室はラグ」というご家庭でも1台で使い分けできます。床に舞い上がったホコリも上から吸い込む「浮遊するホコリもキャッチ」機能があるので、歩くたびにホコリが気になる方にも心強い仕様です。
ただし、床の素材や状態によってはブラシの回転が止まることもあるようです。
じゅうたんで「ちょっと重いかも…」と感じたときは「弱」運転に切り替えると、無理なく動かしやすくなります。たたみや板目の床では、目に沿って滑らせるように動かすとスムーズです。
なお、VC-PM9にはこのフローリングターボヘッド(エアー式ターボヘッド)は搭載されていません。
床材の種類や掃除スタイルによって、「自分にはどちらが合いそうか」をイメージしながら選べるポイントと言えそうです。床環境に合わせて選択できる点は大きな魅力です。
ヘッドを清潔に保ちたいとき(丸洗い対応|VC-PM7A)
VC-PM7Aは、フローリングターボヘッドを丸ごと水洗いできる仕様です。
ヘッド本体・回転部・お手入れカバーまで全部外して洗えるので、「砂ぼこりや皮脂汚れが気になる」「定期的にしっかりリセットしたい」という方にはうれしいポイントです。床に直接触れる部分をまるごと洗えると、気持ち的にもスッキリしますね。
一方、VC-PM9はヘッド本体の丸洗いには対応しておらず、水洗いできるのは回転部(ブラシ)とお手入れカバーのみとなっています。
「全部ジャブジャブ洗いたい派」か、「必要な部分だけで十分派」かで、感じ方が分かれそうなポイントです。
お手入れの手順は、溝にコインなどを差し込んで「ひらく」に合わせ、カバーと回転部を外すだけ。洗ったあとは日陰の風通しがいい場所で、約24時間しっかり乾かします。うっかり湿ったまま使うと故障の原因になるので、ここは少し注意が必要です。
VC-PM7Aは「丸洗いできてスッキリ派」向き、
VC-PM9は「必要な部分だけ手入れできればOK」という方に合いやすい構造と言えそうです。
お手入れの考え方次第で満足度が大きく変わるポイントなので、清潔感をどこまで重視したいかで選びやすくなります。
髪の毛やペットの毛が気になる場合の選び方
掃除の頻度や住環境によっては、髪の毛やペットの毛への対応も気になるポイントになります。ここでは、絡まりにくさとお手入れ方法の違いに着目して整理していきます。
絡まりにくさを重視したいとき(特殊編み込み構造|VC-PM9)
VC-PM9には、髪の毛やペットの毛が絡まりにくい「からみレスブラシ」が搭載されています。
ブラシの根元部分に毛が入り込みにくい特殊な編み込み構造になっているため、「毎回ハサミで絡まりを取るのが面倒…」と感じている方には嬉しい仕様です。掃除のたびにお手入れが必要になりにくいので、時短したい方にも向いています。
この「からみレスブラシ」は、自走式の「からみレスカーボンヘッド」に組み込まれています。
メーカーの試験では、長さ25~40cmの人毛0.25gをフローリングにまいた状態で掃除したところ、ブラシへの絡みつきが1%以下だったという結果も公表されています。※1「長い髪が多い」「抜け毛が気になる」という家庭でも、絡まりにくさを実感しやすそうです。
一方、VC-PM7Aには「からみレスブラシ」は搭載されていません。
こちらは「フローリングターボヘッド」を採用しており、ブラシ構造自体が異なるタイプになります。シンプルな構造なので、「絡まり防止機能までは必要ないかな」という方には十分な仕様と言えそうです。
このように、毛の絡まりにくさを重視するならVC-PM9、
そこまで気にならない場合はVC-PM7Aでも問題ない、という考え方になります。
ご自身の髪の長さやペットの有無など、普段の掃除シーンを思い浮かべながら選ぶと判断しやすくなります。ライフスタイルに合わせて選べる点が大きなポイントです。
※1 メーカーによる試験結果です。
※すべての使用環境や毛質で同様の結果が得られるわけではありません。
※詳細な試験条件については公式サイトや販売ページをご確認ください。
定期的に水洗いして清潔にしたいとき(ヘッド丸洗い|VC-PM7A)
VC-PM7Aは、ヘッド全体を水洗いできる仕様になっています。
ヘッド本体・回転部・お手入れカバーの3か所すべてが洗えるので、「掃除が終わったあとに、まとめてサッと洗ってスッキリしたい」という方には相性のいい構造です。
髪の毛やペットの毛が気になるご家庭でも、水でリセットできる安心感があります。
一方、VC-PM9はヘッド本体の丸洗いには対応しておらず、水洗いできるのは回転部(ブラシ)とお手入れカバーのみとなっています。
「全部洗えなくても、よく汚れる部分だけで十分」という方なら、そこまで不便に感じないかもしれません。
このように、毛が付着したときに「丸ごと洗いたい派」か、「必要な部分だけでOK派」かによって、使いやすさの感じ方が変わってきそうです。
↓丸ごと洗いたいならVC-PM7A
↓必要な部分だけでOKならVC-PM9
普段のお手入れスタイルを思い浮かべながら、自分に合うほうを選びやすいポイントと言えます。清潔さをどこまで重視するかで選択が変わる部分です。
持ち方や操作感で変わる使いやすさ
VC-PM9とVC-PM7Aでは、グリップ形状や動き方に違いがあります。
ここでは、持ち方や操作の仕方によって使い勝手がどう変わるかを、場面ごとに整理していきます。
角度を変えながら掃除したいとき(フリーグリップ+スイング連動|VC-PM9)
VC-PM9は、手元のグリップに「らくわざフリーグリップ」を採用しています。
円形のラウンド形状なので、握る位置を決めなくても自然に持てるのが特徴です。
「掃除しながら持ち替えたい」「角度を変えて細かい場所も掃除したい」という場面でも、手の位置を気にせず動かせる設計になっています。
さらに、手元の動きに合わせてヘッドの向きが変わる「スイング連動」構造も搭載されています。
手首を少しひねるだけでヘッドがスッと向きを変えてくれるので、家具の周りや部屋の角なども、いちいち持ち直さずに掃除しやすい感覚です。
「思った方向に素直についてくる」操作性を重視したい方には使いやすそうですね。
一方、VC-PM7Aは「らくわざフリーグリップ」ではなく「らくわざグリップ」を採用しています。
グリップ形状は異なりますが、「スイング連動」構造は共通して搭載されているため、方向転換や小回りのしやすさはしっかり確保されています。
このように、VC-PM9は「持ち方の自由さ」も重視したい方向け、
VC-PM7Aは「基本操作がしっかりできれば十分」という方に向いた構成です。
普段どんな持ち方で掃除しているかを思い浮かべながら選ぶと、自分に合うか判断しやすくなります。操作感の好みで選び分けしやすいポイントです。
まっすぐ安定して操作したいとき(らくわざグリップ|VC-PM7A)
VC-PM7Aは、手元に「らくわざグリップ」を採用しています。
まっすぐ自然に握れる形状なので、手首を大きくひねらずに操作しやすいのが特徴です。「変な角度にならず、ラクな姿勢で掃除したい」という方には、扱いやすさを感じやすいデザインと言えそうです。
フローリングやたたみを掃除するときは、片手で軽く滑らせるように動かすだけでOK。
力を入れすぎなくても進んでくれるので、「ゴシゴシ押すのは疲れる…」という方でも使いやすい印象です。たたみや板目の床では、目に沿って動かすことでスムーズに進み、一定のリズムで掃除したい方の感覚にも合いやすそうです。
一方、VC-PM9は「らくわざグリップ」ではなく、「らくわざフリーグリップ」を採用しています。
握る位置を決めずに持てるタイプなので、掃除しながら持ち替えたり、角度を変えたりと、操作の自由度が高いのが特徴です。
このように、VC-PM7Aは「安定した姿勢でまっすぐ掃除したい」方に向きやすく、
VC-PM9は「持ち替えながら細かく角度を調整したい」方に合いやすい構造です。
普段どんな持ち方で掃除しているかを思い浮かべながら選ぶと、自分に合うかイメージしやすくなります。持ち方の好みで選びやすいポイントです。
運転パワーの調整方法で選ぶ
VC-PM9とVC-PM7Aでは、運転パワーの考え方に違いがあります。
ここでは、使い方に応じたパワー調整の方法という視点で整理していきます。
ゴミの量に合わせて自動で調整したいとき(エコモード|VC-PM9)
VC-PM9には、省エネ運転ができる「エコモード」が搭載されています。
紙パックのゴミのたまり具合に合わせて、吸い込むパワーを自動で調整してくれる仕組みなので、「必要なときだけしっかり吸ってくれたら十分」という方には使いやすい機能です。掃除中の状況に応じて、ムダなく運転してくれるイメージですね。
エコモードで使っているときに、ヘッドを床から持ち上げると、約1秒後に自動でパワーが弱まる仕様になっています。
部屋を移動するときや、ちょっと手を止める場面でも、余計な電力を使いにくいのはうれしいポイントです。「こまめに動き回りながら掃除する」タイプの方には、相性が良さそうです。
ただし、ヘッドを外して掃除する場合は、このパワー低減機能は働かないため、「すき間掃除が多い」「ノズルを付け替えて使うことが多い」方は、その点を知っておくと安心です。
使うシーンによって動きが変わるところは、事前にイメージしておきたいポイントですね。
一方、VC-PM7Aにはエコモードは搭載されていません。
吸引力の調整を自分で切り替えたいか、自動に任せたいかによって、使いやすさの感じ方が分かれそうです。「細かい設定は気にしない」という方なら、VC-PM7Aでも十分満足できそうですね。
省エネ重視かシンプル操作重視かで選びやすいポイントです。
一定のパワーで使いたいとき(VC-PM7A)
VC-PM7Aには、吸引力を自動で切り替えるエコモードは搭載されていません。
VC-PM9のようにゴミの量やヘッドの動きを検知して調整する仕組みはなく、「自分で操作して使う」スタイルの掃除機になります。機械に任せるより、感覚的に切り替えたい方には向いていそうです。
吸引力は、手元のボタンで「強」「標準」「弱」の3段階から選んで使います。掃除する場所や状況に合わせて、自分のタイミングで切り替えられるので、「今日はサッと軽く」「ここはしっかり」という使い分けがしやすい設計です。
「強」モードは、じゅうたんやラグなど、ゴミをしっかり吸いたいときに活躍します。「標準」モードは、普段のフローリング掃除にちょうどいいイメージです。「弱」モードは、運転音を抑えたいときや、カーテン・すき間ノズル使用時など、吸い込みすぎを防ぎたい場面で使いやすくなっています。
また、運転中にゴミの量などでパワーが勝手に変わることはないため、選んだモードの吸引力でずっと動き続けます。
「途中で強さが変わると気になる」という方や、一定のパワーで安定して使いたい方には、安心感のある使い方と言えそうです。自分でコントロールしたい派には大きなメリットです。
衛生面を重視する場合のチェックポイント
掃除機を使ううえで、触れる部分やゴミ処理のときの衛生面が気になることもありますよね。
ここでは、日常的に触れる箇所や紙パック交換時の扱い方に注目して整理していきます。
グリップ部分の抗菌加工が気になるとき(VC-PM9)
VC-PM9は、ホースの握り部分(ホースグリップ)に抗菌加工が施されています。
樹脂素材そのものに抗菌成分を練り込む方式なので、「毎回拭かなくても、できれば清潔に使いたい」という方には安心感のある仕様です。掃除中に何度も触れる場所だからこそ、こうした配慮があるのはうれしいポイントですね。
この抗菌性能は、(一財)日本食品分析センターによる試験で確認されており、JIS Z 2801に基づく方法で、99%以上の抗菌効果があったとされています。※1
あくまで試験環境での結果ではありますが、「手に触れる部分の衛生面が気になる」という方には、判断材料になりそうです。
一方、VC-PM7Aにはグリップ部分の抗菌加工は搭載されていません。
こまめに拭き掃除をする方や、「そこまで気にしない」という方であれば問題になりにくいですが、触れる部分の清潔さを重視したい場合は、この違いが選ぶポイントになりそうです。
衛生面を重視するかどうかで差が出る部分です。
※1 メーカーおよび第三者機関による試験結果です。
※すべての菌に効果があるわけではありません。
※使用環境や条件によって効果の感じ方は異なります。
※詳細な試験条件については公式サイトや販売ページをご確認ください。
紙パック交換時のホコリ対策を考えるとき(シール弁付紙パック共通)
VC-PM9とVC-PM7Aは、どちらも「シール弁付紙パック」タイプを採用しています。
購入時にはすでに紙パックが1枚セットされているので、箱から出してすぐ使えるのも嬉しいポイントです。対応している純正紙パックは「VPF-5」「VPF-6」で、「VPF-7」も使えるため、買い替え時の選択肢も比較的そろっています。
紙パックを交換するときは、まず運転を止めてコンセントを抜きます。そのあとホースを本体から外す必要があり、少し手順はありますが、慣れればスムーズです。いっぱいになった紙パックは、ボール紙部分をつまんで引き出すだけなので、ゴミに直接触れにくいのも安心ですね。
新しい紙パックを取り付けるときは、ボール紙を折ったり曲げたりせず、溝に沿って差し込む形になります。純正以外の紙パックを使うと、ゴミ漏れの原因になったり、正常に動作しなくなる可能性があると案内されています。
「せっかくなら安心して長く使いたい」という方は、指定されている紙パックを選ぶほうが無難そうです。
このように、紙パック式ならではの手順はありますが、「ゴミ捨てのときに舞い上がるのが苦手」「手を汚したくない」という方には相性のいい仕組みと言えそうです。
自分のお手入れスタイルに合うかどうかをイメージしながら選ぶと、判断しやすくなります。衛生面を重視したい方には大きなメリットです。
付属品と日常使いの違い
付属品の内容によって、掃除のしやすさや使い方の幅が変わることもあります。
ここでは、日常的な掃除シーンを想定しながら、付属品の違いに注目して整理していきます。
すき間掃除をよくする場合(すき間ノズル|VC-PM7A)
VC-PM7Aには、付属品として「すき間ノズル」がセットになっています。
ソファと壁の間や家具のすき間など、「ここ、掃除しにくい…」と感じやすい場所にサッと使えるのが便利なポイントです。ホースや伸縮延長管の先にねじ込んで取り付けるだけなので、思い立ったときにすぐ使えます。
使わないときは、手元スイッチの裏側にあるフックへ収納できるため、「どこにしまったっけ?」と探す手間も少なめです。
掃除の途中で「ちょっとすき間もやっておこう」と思ったときにも、すぐ取り出せるのは助かりますね。
一方、VC-PM9にはすき間ノズルは付属しておらず、必要な場合は別売部品(部品コード:41456306)を追加で用意する形になります。
すき間掃除をよくする方や、「付属品は最初からそろっていてほしい」という方は、VC-PM7Aのほうが使いやすく感じるかもしれません。
付属品の充実度を重視する方には大きなポイントです。
付属品が最低限で問題ない場合(VC-PM9)
VC-PM9の標準付属品は、購入時に本体へセットされている「シール弁付紙パック」1枚のみとなっています。
ホース・伸縮延長管・ヘッドは両機種共通で付属していますが、VC-PM9には「すき間ノズル」は付いていません。「細かい付属品はあとから必要になったら考えたい」という方には、シンプルな構成とも言えそうです。
その代わり、VC-PM9には掃除場所に合わせて使い分けできる「2WAYブラシ」が搭載されています。
ホース先端に付いている手元ブラシと、伸縮延長管のブラシ毛部分を切り替えて使えるので、棚の上やソファまわりなど、「ちょっとだけブラシを使いたい」という場面でサッと対応できます。
すき間ノズルを使いたい場合は、別売部品(部品コード:41456306)として追加する形になります。
一方、VC-PM7Aには標準で「すき間ノズル」が1個付属していますが、VC-PM9のような2WAYブラシは搭載されていません。
「最初からすき間ノズルなどの付属品がそろっている方が安心」という方はVC-PM7A、
「すき間ノズルは必要になったら追加しつつ、2WAYブラシで日常使いをカバーしたい」という方はVC-PM9、といった選び方もできそうです。
付属品の考え方で選び分けしやすいポイントです。
VC-PM9とVC-PM7A|どんな使い方に向いているか整理
ここまで見てきた違いを踏まえて、VC-PM9とVC-PM7Aが「どんな使い方に向いているか」を整理していきます。
操作のしやすさやお手入れの手間、よく掃除する場所など、日常のシーンを思い浮かべながら、自分の生活スタイルに合うのはどちらかを考えてみましょう。
操作のラクさを重視する場合の考え方
操作のラクさを重視したい場合は、グリップの形と手元の動かしやすさが大きな判断ポイントになります。
VC-PM9は「らくわざフリーグリップ」を採用しており、円形のラウンド形状なので、握る位置を決めずに自由に持ち替えながら使えるのが特徴です。
「掃除しながら自然に持ち方を変えたい」「角度を調整しながら動かしたい」という方には、扱いやすく感じやすい設計と言えそうです。
一方、VC-PM7Aは「らくわざグリップ」を採用しており、まっすぐ握れる形状になっています。
手首を大きくひねらなくても操作しやすいため、「変に力を入れず、安定した姿勢で掃除したい」という方には、安心感のある持ち心地です。
また、両機種とも共通して「スイング連動」構造を搭載しています。
手元を少しひねるだけでヘッドの向きが変わるので、壁際や家具のすき間、低い場所なども、持ち替えずにスムーズに方向転換できます。「細かい場所をちょこちょこ掃除することが多い」という方でも、ストレスを感じにくい動き方です。
このように、VC-PM9は「持ち方の自由さ」を重視したい方向け、VC-PM7Aは「まっすぐ安定して使いたい」方向けといった違いがあります。
普段どんな姿勢で掃除しているかを思い浮かべながら選ぶと、自分に合うか判断しやすくなります。操作スタイルの好みで選び分けしやすいポイントです。
お手入れ方法を基準に選ぶ場合
お手入れのしやすさを重視したい場合、まずチェックしておきたいのが「ヘッドをどこまで洗えるか」という点です。
VC-PM7Aはフローリングターボヘッドを採用しており、ヘッド本体・回転部・お手入れカバーまで、まとめて水洗いできる仕様になっています。
「掃除が終わったら丸ごと洗ってスッキリしたい」という方には、気持ちよく使える構造と言えそうです。
分解するときは、溝にコインなどを差し込んで「ひらく」に合わせるだけなので、手順もそれほど難しくありません。
一方、VC-PM9はからみレスカーボンヘッドを採用しており、水洗いできるのは回転部(ブラシ)とお手入れカバーのみとなっています。
ヘッド本体は洗えないため、「よく汚れる部分だけケアできれば十分」という方向けの仕様です。
回転ブラシは左右のツマミを動かすだけで外せるので、毛が絡んだときもサッと取り外して洗えるのは便利ですね。
VC-PM9には、ワンタッチ手元ブラシや伸縮延長管のブラシ毛部も付いており、これらは取り外して水洗いが可能です。
どちらの機種も、排気清浄フィルターとフィルター枠は水洗いできますが、本体やホース、伸縮延長管は水に浸けられないため、水を含ませた布で拭くお手入れになります。
洗った部品は、日陰で風通しの良い場所に置いて、約24時間しっかり乾かす必要があります。
「全部まとめて洗いたい派」か、「必要なところだけ手入れできればOK派」かで、感じ方が分かれそうなポイントですね。
普段のお手入れスタイルを思い浮かべながら、自分に合うほうを選ぶと判断しやすくなります。お手入れ重視派には重要な比較ポイントです。
掃除場所(床材)から考える場合
掃除する床の種類によって、ヘッドの動きや使い心地は少しずつ変わってきます。
VC-PM9は自走式の「からみレスカーボンヘッド」、VC-PM7Aはエアー式の「フローリングターボヘッド」を採用しており、どちらもフローリング・じゅうたん・たたみに対応しています。
お部屋ごとに床材が違うご家庭でも、1台で使い分けしやすい構成です。
じゅうたんを掃除する場合は、毛足の長さや密度に合わせて運転モードを切り替える使い方が基本になります。
毛足が長いときは「強」、押しづらく感じたら「弱」にするなど、「今の床にちょうどいい強さ」を探しながら使うイメージです。ホットカーペットや毛がぎっしり詰まったラグでは、回転部が止まることがある点も共通しています。
たたみや板目の床では、片手で軽く滑らせるように動かすのがコツです。床の目に沿って進めることで、引っかかりにくくスムーズに掃除できます。杉やひのきなどの柔らかい木床では、本体ハンドルを持って操作するよう案内されており、「床を傷つけたくない」という方には気をつけたいポイントですね。
機能面での違いとして、VC-PM9にはヘッドの回転だけを「切」にできる独立スイッチがあります。
フローリングやたたみで「音を抑えて掃除したい」というときに使える設定です。ただし、この状態ではエコモードが使えない仕様になっています。
一方、VC-PM7Aには回転のみを切り替えるスイッチはありませんが、床に舞い上がったホコリを上から吸い込む「前取り吸い口」機能があり、歩くたびにホコリが気になる方には安心感のある構造です。
なお、凹凸のあるコンクリート床などでは、ヘッドの車輪や起毛布が傷みやすいため、どちらの機種も使用は避けるよう案内されています。床材ごとの特徴を意識しながら使い分けることで、快適に掃除しやすくなります。床に合った使い方を意識することが長持ちのコツです。

