【徹底比較】RF-FB20と型落ちRF-FA20の違いは3つ！どちらを選ぶべき？

毎日のふとんケアを手軽にしてくれる、象印マホービンのふとん乾燥機「スマートドライ」シリーズ。忙しい毎日でも、寝る前にスイッチひとつでふんわり温かいふとんに包まれる心地よさを感じられます。マットもホースも使わず、置いてスイッチを押すだけで、お日さまに干したような快適さを再現できるモデルです。

象印のふとん乾燥機は「時短・簡単・清潔」をテーマにしており、湿気の多い季節や寒い冬、梅雨や花粉の時期などにも活用できます。ふとんのあたためはもちろん、ダニ対策や衣類乾燥にも使えるため、1台で年間を通して活躍してくれます。

その中でも、2023年発売のRF-FB20と、2020年発売の型落ちモデルRF-FA20は、シリーズの中でも支持を集めている2機種。

どちらもコンパクトながらしっかりした風量を持ち、日常の使いやすさに配慮されたアイテムです。ただ見た目が似ているだけに、「新旧モデルで何が違うの？」「買うならどっちがいいの？」と迷う方も多いはずです。

この記事では、RF-FB20とRF-FA20の「違い」と「共通点」を、初心者の方にもわかりやすくやさしい言葉で解説していきます。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

まず結論｜RF-FB20とRF-FA20、買うならどっち？

RF-FB20は、風量が約30％アップしたことにより乾燥スピードが向上した最新モデルです。

シリーズ内でも上位クラスの風量を備え、ふとんの隅々まで均一に温めやすい設計です。特に注目すべきは、ダブルサイズふとんの「あたため（しっかり）」コース時間が、従来のRF-FA20では約50分かかっていたのに対し、RF-FB20では約20分まで短縮されている点です。

これにより、寒い夜でも短時間で心地よい暖かさを得やすく、家族全員分のふとんをまとめてケアしたい方にも向いています。また、パワフルな送風性能を活かして、衣類や靴の乾燥など多用途に使える設計で、忙しい毎日の中でも便利な1台です。

一方、RF-FA20は2020年に発売された型落ちモデルですが、シングルサイズでの乾燥時間や消費電力など主要なスペックはRF-FB20とほとんど変わりません。

マットやホースを使わない手軽な設計はそのままで、基本的な使い心地も新モデルと同様です。価格が落ち着いているため、初めてふとん乾燥機を試してみたい方や、コスパを重視する方にとって選びやすい1台といえるでしょう。

特にシングルサイズ中心の使用なら性能差は感じにくく、実用的な性能を備えたモデルです。さらに、RF-FA20はホワイトとグレーの2色展開で、インテリアに合わせて選べる楽しさもありました。現在は在庫限りで流通しており、グレーは入手が難しくなっているものの、希少性の高さから場合によっては新型より高値で取引されていることもあります。

RF-FB20が機能面での進化を重視しているのに対し、RF-FA20はデザイン面でも好まれる傾向があり、評価されています。

どちらも使いやすさや静音性の面では大きな違いはありません。

選び方の目安としては、「ダブルサイズのふとんを素早く温めたいならFB20」、「コストを抑えて気軽に試したいならFA20」と覚えておくと選びやすいでしょう。

スペック比較表【主要仕様を一覧でチェック】

ここでは、RF-FB20とRF-FA20の主要なスペックをわかりやすく一覧にまとめました。

見た目が似ている2機種ですが、実際の仕様を比べてみると細かい違いが見えてきます。サイズや消費電力などの基本部分は共通しているものの、風量やカラー展開にははっきりとした違いがあります。

項目	RF-FB20	RF-FA20	違い・補足
発売年	2023年	2020年	RF-FB20が後継モデル
サイズ	約23×15×36cm	約23×15×36cm	共通
質量	約3.8kg	約3.8kg	共通
消費電力	905W／910W	905W／910W	共通
乾燥方式	マット・ホース不要	マット・ホース不要	共通
風量	約30％アップ（RF-FA20比）	―	FB20が強化
カラー	ホワイトのみ	ホワイト・グレー	FB20は1色のみ
あたため時間（ダブル）	約20分	約50分	FB20が大幅短縮
乾燥時間（シングル）	約35分	約35分	共通

表を見てみると、両機種の基本構造やサイズ、消費電力はほとんど同じであることがわかります。そのため、日常使いではどちらも同じように手軽に使える点が特長です。

ただし、風量とダブルサイズへの対応力（速乾性）の面では、RF-FB20がより高性能です。反対に、価格やカラーバリエーション（グレー色の選択肢）の面ではRF-FA20の方が選択肢が広い構成です。

自分がどんな使い方を重視するかによって、最適なモデルが変わってきます。

RF-FB20とRF-FA20の違いを詳しく解説

① 風量アップで速乾性が向上

RF-FB20は、象印独自のツインファン構造を改良したモデルで、従来比で風量が約30％向上しています。温風の勢いと広がりがより均一になり、ふとん全体をムラなく温めやすくなりました。

ダブルサイズのふとんでも温まりやすく、「あたため（しっかり）」コースの目安時間はRF-FA20の約50分 → RF-FB20は約20分へ短縮（メーカー試験条件による）。短時間で就寝準備が整い、家族での使用時も順番待ちが少なくなります。

また、衣類や靴の乾燥にも風量向上の効果が活かされ、ふとん以外の用途でも使いやすい設計です。温風の当たりはやわらかく、自然な温かさでふとんを整える仕様になっています。

② カラーバリエーションの違い

RF-FB20はホワイト1色のシンプルなデザインで清潔感があります。対してRF-FA20はホワイトとグレー（-HA）の2色展開で、グレーは落ち着いたトーンが特徴。ナチュラル系や北欧テイストのインテリアにもなじみやすい配色といえます。

グレー色はすでに生産終了となっており、在庫のみの取り扱いです。

販売時期や店舗によっては、新型より高めの価格で販売されている場合もあります。デザインや色味を重視する方は、購入前に在庫状況を確認しておくと安心です。

③ 価格の違いとコスパ

型落ちのRF-FA20は、在庫限りで購入しやすい価格帯で販売されている場合が多く、初めてふとん乾燥機を試したい方や価格と機能のバランスを重視する方に支持を集めているモデルです。

価格帯としては販売店によって変動がありますが、一般的に新モデルより数千円ほど安く入手できることが多く、コスト面での魅力があります。さらに、性能面ではシングルサイズでの乾燥時間や消費電力などが新型とほぼ同じため、基本性能に大きな差はありません。

一方でRF-FB20は最新モデルのため、価格はやや高めに設定されています。

しかし、風量の約30％アップによる速乾性能の向上やダブルサイズ対応の強化を考えると、価格差に見合う性能向上が見られます。特に家族で使う場合や、毎日ふとんを温めたい方にとっては、少し高くても長く使いやすい設計といえるでしょう。

また、新モデルならではの改良点として、ツインファンからノズルまでの内部構造が最適化され、風量の強化によって温風の広がり方がより均一になりました。その結果、ふとん全体をムラなく温められるようになり、安定した温まり方で使いやすくなっています。

価格を比較する際は、単に「安い・高い」で判断するのではなく、どのような使い方を想定しているかを基準に考えると比較しやすくなります。例えば、ふとんを頻繁に乾燥させたい方や家族分をまとめてケアしたい方ならRF-FB20、使用頻度が少なく価格を重視したい方ならRF-FA20といったように、自分の生活スタイルに合わせて選ぶと満足度が高まります。

共通する魅力と使いやすさ

マット・ホース不要でセットが簡単

袋状のマットを広げたりホースを差し込んだりする手間が不要で、本体をふとんの端に置くだけのシンプル設計。家事の合間にも扱いやすく、寝る前のわずかな時間でセットできる手軽さが魅力です。

準備が少なく済むため、忙しい日でも続けやすく、家族全員のふとんを順番にケアするのもスムーズ。使いたいときにすぐ使える手軽さは、毎日の生活リズムに取り入れやすい仕様です。

ツインファンで大風量乾燥（RF-FB20はさらに強化）

2つのファンが効率よく送風し、ふとん全体に温風が届く設計です。冷えた空気を入れ替えるように内側から温める仕組みで、冬場でも心地よいあたたかさを得られます。

さらにRF-FB20ではツインファン構造が改良され、より広範囲に温風を届けられるようになりました。

厚みのある掛けふとんやダブルサイズにも対応しやすく、ムラを抑えた乾燥をサポートします。湿気を逃がしやすいため、梅雨や花粉の季節にも便利に使えます。

9種類の運転コースで多用途に対応

ふとん乾燥、あたため、衣類乾燥、靴乾燥など、多彩な用途に対応しています。季節や天候を問わず使用できる点も便利です。

特に「ダニ対策」モードや「送風仕上げ」など、目的に合わせて使い分けできる点が特徴。外干しが難しい日や、子どもの靴を早く乾かしたいときなど、家庭内で重宝する機能です。

誤使用防止センサーとデジタルタイマー搭載

掛けふとんが本体にかぶさった際に音とタイマー表示で知らせる「ふとん検知センサー」を搭載。ノズルの向きがズレていたり、ふとんがきちんとかかっていないときでも、安全に配慮して自動で運転を停止します。

小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使いやすい設計で、誤操作を防ぎながら快適に利用できます。また、仕上がり時間を細かく設定できるデジタルタイマー付きで、就寝前や朝の準備中など生活リズムに合わせて使えます。自動で停止するため、電源の切り忘れ防止にも役立ちます。安全性と快適性を両立した機能が整っています。

コンパクトで収納しやすいデザイン

本体はスリムで軽く、持ち手付きで片手でも扱いやすいデザインです。使用後は棚やベッド下などにすっきり収納でき、限られたスペースでも置き場所に困りません。

落ち着いたデザインでインテリアになじみやすく、出しっぱなしでも自然に見える外観も好評です。毎日使う家電として、使いやすさと収納性のバランスに配慮されています。

経済的な電気代（1回あたり約17円前後）

電気代の目安は、冬の標準コースで約17円前後とされています（メーカー・販売店の試算値に基づく目安）。使用環境により多少の変動はあるものの、短時間で効率よく乾燥・あたためができるため、エネルギーを無駄にしにくい設計です。

節約を意識しながら快適に使えるふとん乾燥機として、経済的で環境にも配慮された構造が魅力です。

口コミ・レビューから見るリアルな評価

RF-FB20の口コミ傾向

良い口コミ：

これらの口コミからは、使いやすさや速乾性の高さを評価する声が多く見られます。特に「マット不要でセットがすぐできる」という手軽さを好意的に感じている方が多く、寝る前のちょっとした時間にも気軽に使える点がうれしいポイントとされています。

また、風量アップによってダブルサイズのふとんでもムラなく温まりやすくなったという声もあり、家族で使っている方からも満足の声が寄せられています。デザインについては「清潔感があり、出しっぱなしでも気にならない」との感想が多く、見た目と使い勝手の両面で好印象を持たれているようです。

衣類や靴の乾燥にも使える点も便利で、季節を問わず活躍してくれる頼もしさを感じている方も多いようです。

気になる口コミ：

デザインや使いやすさに満足しつつも、いくつかの点で改善を望む声も見られます。カラー展開がホワイトのみのため、インテリアに合わせたい方には少し選択肢が限られてしまうと感じる人もいるようです。

また、旧モデルにあった持ち手がなくなったことで「持ち運びがしにくい」、「移動時に落としそう」といった声も一部で見られます。

さらに、マット式と比べると温風の広がり方がノズルの位置によって変わることがあり、「布団の隅まで温まりにくいことがある」という意見もあります。ただし、多くの方は「実用上は十分温まる」と感じており、全体としての使い心地には満足しているようです。

運転音については、「少し気になる」「思ったより静かだった」など感じ方に幅があります。RF-FB20の運転音は約50dBで、前モデルのRF-FA20とほぼ同等のスペックです。大きな変化はないものの、寝室で使っても気にならない程度と感じる人が多く、日常使いには十分な静かさといえます。

総合的に見ると、RF-FB20は乾燥力や速暖性への評価が特に高く、一部で挙げられる持ち運びや音に関する指摘よりも、全体的な満足度の方が上回っているようです。

RF-FB20の口コミ傾向

良い口コミ：

良い口コミでは、手軽さやデザイン性、そして基本性能への満足の声が多く寄せられています。特に「セットや片付けが簡単で続けやすい」「布団がふんわり仕上がる」といった意見が多く、毎日の使用でも負担を感じにくく、気持ちよく続けられる点が高く評価されています。マットやホースを使わない構造により、就寝前の短い時間でも使いやすいと感じる方も多いようです。

また、グレーのカラー展開を含むデザイン性も好まれており、「出しっぱなしでも気にならない」という声も聞かれます。さらに、型落ちモデルならではの価格の手頃さから、コストパフォーマンスの高さを評価するユーザーも多く、初めて布団乾燥機を使う方にも選ばれているようです。

気になる口コミ：

気になる口コミでは、使い勝手や細部の仕様に関する声がいくつか見られます。中でも「持ち手がないため移動しづらい」と感じる人が多く、本体を両手で抱えて持ち運ぶ点をやや不便に思う方もいるようです。

また、RF-FB20と比べると乾燥スピードがやや穏やかで、「ダブルサイズの布団では少し時間がかかる」との意見もありました。ただし、仕上がり自体には満足している人が多く、「時間はかかるものの、ふっくら感は十分」といった声も寄せられています。

さらに、電源コードが直付けタイプである点を気にする人もおり、収納時や取り回しの際に丁寧に扱っている様子もうかがえます。全体として、RF-FA20は価格や使いやすさの面で高い評価を得ながらも、細かな部分では改良を望む意見もあるようです。

買い替えユーザーの声（RF-FA20→RF-FB20）

買い替えたユーザーからは、風量アップによって乾燥の速さがより感じられるようになったという声が多く寄せられています。

「旧モデルより短時間で温まる」「乾燥ムラが少なくなった」といった感想もあり、普段使いの中で快適さが増したと感じる方もいるようです。操作性は従来機とほとんど変わらず、慣れたままの使い勝手で性能が高まった点を好評とする声も見られます。これまで通りのシンプルなボタン操作で扱いやすく、機械操作があまり得意でない方にもなじみやすい印象です。

一方で、カラー展開からグレーがなくなった点を惜しむ声や、持ち手がないため移動時に少し不便と感じる方もいます。頻繁に場所を移動させる方にとっては、今後の改善を期待したいポイントかもしれません。

それでも全体的には、「使いやすさをそのままにパワーが上がった」と感じる意見が多く、シリーズらしい安定感が評価されています。

総合的に見ると、RF-FB20はRF-FA20の良さを受け継ぎながら、乾燥性能や日々の使いやすさをさらに磨いたモデルといえます。買い替えた方の中には、「同じシリーズでも進化を感じられる」と話す人も多く、長く愛用してきた方ほど違いを実感しやすい印象です。

どっちを選ぶ？目的別おすすめ早見表

どちらのモデルを選ぶか迷ったときは、この早見表を参考にしてみてください。

それぞれのモデルにはしっかりとした特徴があり、生活スタイルや重視したいポイントによって選び方が少しずつ変わってきます。速乾性を優先するか、価格を重視するか、デザインで選ぶかなど、自分の目的に合わせて整理してみると選びやすくなります。

重視ポイント	おすすめモデル	理由
速乾・風量重視	RF-FB20	風量30％アップ＋ダブル対応強化
価格・コスパ重視	RF-FA20	型落ちで安価・基本性能は同等
デザイン重視	RF-FA20	グレー色が選べる
ダブルふとん使用	RF-FB20	あたため時間が短く効率的
シングル使用中心	RF-FB20	標準乾燥が約35分（FA20は約50分）

比較してみると、どちらのモデルにもそれぞれの良さが感じられます。毎晩すぐにふとんを温めたい方や家族で使う機会が多い方には、パワーとスピードを両立したRF-FB20が使いやすい印象です。

一方、手頃な価格でしっかり乾燥できるモデルを選びたい方には、RF-FA20がぴったりと感じられるでしょう。デザインやカラーにこだわりたい方にも、FA20は根強い人気があります。

どちらのモデルも、マットやホースを使わないスマートドライ構造の手軽さは共通しています。購入を検討するときは、使用するふとんのサイズや使う頻度、予算などを考えながら選ぶと、より納得して選びやすいでしょう。

まとめ｜RF-FB20とRF-FA20の違いと選び方のポイント

RF-FB20は、風量が強化されており、従来モデルよりも効率よく乾燥を進めやすいタイプです。標準乾燥は約35分と短く、忙しい日常でも扱いやすい設計です。

ダブルサイズや厚手の掛けふとんにも対応しやすく、家族での使用にも適しています。デザインはすっきりとしており、出したままでも室内になじみやすい印象です。

一方のRF-FA20は、2020年発売のモデルですが、基本機能は現行タイプとほぼ変わらず、扱いやすさが保たれています。

乾燥時間は約50分とやや長めですが、シングルサイズ中心の使用であれば実用的な性能です。価格が抑えられている点も魅力で、コストを重視する方や一人暮らしの方にも取り入れやすいモデルです。

どちらのモデルもマットやホースを使わず、ノズルを差し込むだけで設置できます。日々のふとんケアを無理なく続けやすい点が共通の特長です。

使用目的に合わせて、スピードを重視する場合はRF-FB20、コスト面を重視する場合はRF-FA20を選ぶと、自分の生活スタイルに合った使い方がしやすいでしょう。